平成28年10月23日(日)
ようやく1日だけ秋のヤマノボリ実現しました!
直前まで、どこにしようか・・・と悩み・・・
第一候補は・・・大山
次点は・・・剣山、石鎚山、焼岳、乗鞍岳??
そんな時に、鳥取で大きな地震が発生してしまいました。
どこも、安心して暮らせるところってないですね。
被災された方に、謹んでお見舞い申し上げます。
そんなわけで、第一候補はまた次回に・・・
次点の中から、天気図とにらめっこして・・・
焼岳に決定!
新中ノ湯から登り、上高地に下りるルートで紅葉登山に挑みました!
とは言え、北アルプスは京都から5時間弱の距離・・・
あんまりのんびりしてられません。
前夜から京都を出発して、午前1時過ぎに新中ノ湯登山口に到着!
登山口周辺の駐車スペースは、既に8割近い駐車率!
皆さん、好きですね~(笑)
空には、満天の星!
好天を期待しつつ、フルフラットの車中でシェラフに潜り込み、朝を迎えます・・・
朝です。
登山口の路肩は既に満車。
直近の路駐もいっぱいでした。
そして、この辺りの紅葉はまさにピーク!
さっそく、出発です!
登山口には、登山届を提出するポストがありません!
用意してきたんですけど・・・事前提出が必要ですね。
焼岳は、活火山です。
自己責任が基本ということですね。
注意して行きましょう!
綺麗に色づいた広葉樹を愛でながらの山歩き♪
これが、とっても気持ちいいんですよね~
自動車の残骸!
上から転がってきたんでしょうか?
少なくとも、車が走れる道ではないですよ~
見事な紅葉が出迎えてくれます。
こういうのが見られただけで、来た価値アリ!
登山道は、早速急勾配。
大きな岩がゴロゴロです。
でも、しっかり整備されているようで、危険な感じはしません。
急登を1時間半ほど登り切ると、視界が開けます!
目の前には焼岳!
右を見ると、西穂高岳でしょうか。
そして振り返ると・・・
うゎ~!!雲海だぁ~!!!
標高は、2千メートルを超えた位
ナナカマド発見!
このあたりまでくると、紅葉は終わってます。
山頂まで、もうひと登り!
ゴロゴロの岩場を一歩一歩踏みしめて・・・
でも、振り返ると・・・
この大雲海!
何度も何度も振り返ってしまいます(^^;)
2,300メートル地点まできました。
山頂まで、ず~っとガレ場が続いているようです。
山頂直下、水蒸気の上がる火口が近づいてきます。
硫黄臭も漂ってきました。
そして、やっぱり振り返ってしまいます。
大雲海に浮かぶ乗鞍まで続く橋だ~
シラタマノキかな?
小さくてかわいい花?です。
さすがに花の季節は終わってるんでしょうね~
お花はほとんど見かけませんでした。
山頂が近づいてきた!
火口からの水蒸気が山頂を襲ってます(>_<)
そして、振り返ると・・・
乗鞍がど~んと存在感を示してます!
もうちょっと!
火口がすぐそこです!
鞍部に到着!
火口湖が見えました!
あれも、元々噴火口なんだよ~
焼岳南峰がど~んとそびえてます。
崩壊のおそれアリということで、立ち入り禁止になってますが、
北峰よりもちょっとだけ高いんですよね。
山の西側も大雲海!
その先にひときわ存在感を示して見えるのは・・・
笠ヶ岳ですね。美しい山です。
あの山にも登ってみたいな~
焼岳北峰には、大きな岸壁を巻いて行きます。
結構細い道なんです。
切れてて怖いよ~
そびえ立つ岸壁!
すごい迫力だ~
槍穂高に続く稜線が見えてきました。
稜線にかかる雲の滝!
こんなすごい景色が見られるなんて幸せです~♪
さぁ、最後の一登りです。
所々の岩の間から、水蒸気が吹き出しています。
おかげで、結構暖かかったり・・・
こんな近くで火口が見られるんですね。
おまたせしました!
焼岳山頂です。
標高2,445メートル、焼岳北峰制覇!!
槍穂高と雲の滝をバックに記念撮影!
やっぱり、この岩の先端にも行かなきゃね~
怖い~
実は、この写真に、富士山が写ってます。
左の奥、中央アルプスの山の向こうに・・・
自宅に帰って、写真と地図を見比べてて発見しました。
現地で気がついていればなぁ・・・
立ち上がるのはやっぱり無理です。
でも、360度の大展望は最高!
見下ろすと、紅葉に染まる上高地です。
上高地の紅葉はこの時がピーク。
大雲海に浮かぶ笠ヶ岳
この夏に歩いた鷲羽岳や双六岳も雲海上に浮かんでます。
槍穂高に続く稜線、稜線にかかる雲の滝、紅葉の上高地・・・
ずっといつまでも見ていたい・・・
最近の山ブーム、どんどん盛り上がってきてますね。
NHKで新しい山女ドラマが始まったし・・・
BSプレミアムの「にっぽん百名山」をはじめ、たくさんのヤマノボリ番組がありますが・・・
どれもこれも、山頂に到着したらそれで終わり。
下山もとっても大切だと思うんですけどね~
いや、むしろ遭難は下山時の方が多いと聞きますし・・・
下山まで紹介してくれる番組がでてこないものでしょうか・・・
最近の山番組に対する要望、まだまだあるのですが、それはまたの機会に・・・
さてさて、当ブログは、下山までしっかりレポートしますよ~(笑)
紅葉の焼岳登山の続き、下山編です。
焼岳山頂でおにぎりなどを頬張りながら、大雲海と360度の展望を満喫しました!
時間とともに穂高連峰の西側・・・
雲海があふれてきた~!!!!
滝雲が大きな流れとなって、上高地を覆っていきます!
これは、ちょっと上高地からの紅葉と展望は難しいかな~
とりあえず、下山します。
下山は焼岳小屋の方へ・・・
ここから、雲の海に潜ります!
雲の海の中から空を見上げると・・・
これはこれで、とても幻想的♪
焼岳展望台?
なんにも見えません(^^;)
天気がよければ、素晴らしい焼岳の展望が楽しめるそうです。
雲の海の中を泳ぐこと約25分
焼岳小屋に到着しました!
こじんまりとした素朴な小屋です。
こちらで、昼食タイム!
小屋のメニューは少なめで、おでんとホットサンドとワッフルくらい・・・
我が家は、おでんをいただきました。
どうして山小屋のおでんは、こんなに美味しいのでしょう(^^)
さて、ちょっと休憩したら、上高地に向けて下山します。
山小屋からは急勾配の下りとなります。
さっそく、大きな岩の壁!
ワイヤーロープが設置されていますが、高い~!!
続いて、大ハシゴ!
長いアルミハシゴを3つ連結してあります。
これが、ほぼ垂直でそして長い!
下りのハシゴは怖いです(^^;)
その後もハシゴ場が何カ所か続きます。
でも、最初の三段ハシゴが一番強烈でした。
雲の中なので、視界はイマイチですが、
靄の中でも、岩肌と紅葉のコントラストは素晴らしいです。
大きな木の根が、大きな岩を抱え込んでます。
これ、登山道の真上です。
落ちてきたらって思うと、恐ろしい~(>_<)
下りの最後の難所
揺れ揺れの橋です。
氷山のクレパスを渡る橋も、こんな感じなのでしょうか・・・
ずいぶん下りてきました。
紅葉はピークです!
何をしているのかな~???
・・・・・
つっかえ棒!!
それじゃぁ、支えられないでしょうに・・・(^^;)
水のない沢にかかる木橋。
紅葉を愛でながらの山歩きはとても楽しいね~♪
木漏れ日に輝く紅葉がとても綺麗です。
太陽が当たると、紅葉もうれしそう。
紅葉と黄葉と・・・
大きな裂け目。
入れちゃいそうでした。
沢の水に笹舟を流すと・・・
すぐに転覆(^^;)
水はすごく冷たい!
上高地側の焼岳登山口に到着!
お疲れさま~
ここから、上高地の散策道
梓川右岸沿いを上流方向に・・・
上高地の紅葉はまさにピークでした。
天気が良ければ言うことナシなんですが・・・
田代橋に到着!
ここから見えるはずの岳沢や穂高は真っ白な雲の中(>_<)
残念ですが、天気には逆らえません。
そして、田代橋までくると、そこは完全な観光地。
聞こえてくるのは、中国や韓国などの外国語ばかり・・・
京都もそうですが、観光地はどこも海外勢に征服されているような気がします・・・
帰りは、帝国ホテル前から流しのタクシーをつかまえて、新中ノ湯の登山口までビュー!!
ドアツードアで超楽チン♪
料金は、ちょうど3,500円でした。
そして、新中ノ湯周辺の紅葉・・・
紅葉だけをとって見ると、実はこの辺りが一番綺麗だったのでした!
登山後の温泉は、登山口から2曲がりほど下ったところにある中ノ湯温泉。
大人700円、子どもはその半額。
掛け流し温泉で、露天風呂からの紅葉の眺めも最高!
とってもいいお湯でした。
最後の〆は、平湯温泉で温泉卵♪
やっぱり、ここの温泉卵が最高だわ♪
日帰り強行日程でしたが、紅葉はもちろん、雲海と滝雲まで見られて、超ラッキーな山旅でした。
やっぱり、ヤマノボリ最高!
| ホーム |
▲ポチっとな▼
現在の閲覧者数: