平成29年6月19日(月) 快晴
近畿地方が梅雨入りしてからかれこれ2週間・・・
初日に降って以来、全く雨の降らないカラっ梅雨が続いていましたが・・・
そんな、初夏の晴天の中、ヤマノボリに行ってきました!
子ども達を学校に送り出してからの出発で、日帰り登山ができるところということで、
今回は、コチラ。鈴鹿セブンマウンテンの一つ、竜ヶ岳です。
午前8時半過ぎに京都を出発。ところが、名神高速で事故渋滞の案内が・・・
いきなりのアクシデントに見舞われ、宇賀渓の登山口駐車場に到着したのは午前10時を過ぎていました。
それでもまぁ、気を取り直して・・・
駐車場は、普通車500円。これで乗車員の環境協力費を含むそうです。
案内所で登山届けを提出し、登山道のマップを頂いて、いざ、出発です!
しばらく、コンクリート舗装された林道を緩やかに登って行くと・・・
竜の雫と名付けられた水場がありました。
途中にあった永源寺ダムには殆ど水がありませんでしたが、ここの湧き出す水量は結構あります。
さらにしばらく進むと、遠足尾根登山口。
ここから、本格的なヤマノボリの始まりです。
延々と続く杉林の急登・・・
そこを超えると、岩の壁。
そして、現れたのは、ちょっとした岩山。
岩山頂上展望台からの見晴らしは、なかなかのモノでした。
さらに、尾根までの急登で、高度をどんどん稼ぎます。
視線をあげると、目指すべき竜ヶ岳の山頂が見えてきました♪
急登を制覇して稜線に出ると、一気に視界が開けます。
気持ちのいい空中散歩。
青空と新緑を楽しみながらの稜線歩きです。
竜ヶ岳に登る登山道はいくつかあるようで、稜線には分岐を示す案内板が所々に立っていました。
稜線のクラ部。標高1,030メートルです。
ここから、竜ヶ岳にかけて、笹の間、アン部と続きます。
クラとアンは馬の背に例えてあるんでしょうか?
見下ろすと、鹿の群れ!
全部で、50頭くらいはいるのかなぁ・・・
なんだか、好き勝手にのんびりやってるようです。
静ヶ岳につづく分岐を過ぎて・・・
竜ヶ岳山頂までの空中散歩。
振り返ると・・・
藤原岳がその全体像を見せてくれていました。
さぁ、山頂まであと少し・・・
竜ヶ岳登頂!
標高1,099.6メートル制覇です♪
かなり風が強いですが、見渡せば360度の大展望!
東の方には、乗鞍岳や御嶽山と思われる山影もうっすらと・・・
北の方には、これまたうっすらと白山らしき山影も見えました。
南方面には、御在所岳も見えているはず・・・
山座同定は難しいです(>_<)
休憩の後に、下山です。
下山は、石榑峠方面へ。
山頂からまもなくの地点で、グライダーを飛ばしておられる方がおられました。
なんと、エンジン等の動力はありません!
ラジコンで操舵し、風のみで飛ばしておられます。
なんとも素敵な大人の道楽です。
うらやましい~
石榑峠方面にしばらく下ると、重ね岩。
尾根筋にそびえ立つ岩の集合体です。
登ってみましたが・・・見晴らしよりも強風で恐怖が倍増!
てっぺんでは足がすくんで立っていられませんでした。
石榑峠方面の展望を楽しみながら、下って行きます。
滑りやすい花崗岩の岩を乗り越えて・・・
石榑峠に到着!
滋賀県側からは、ここまで車で上がってくることができます。
ここからだと、竜ヶ岳山頂まで1時間半ほど。
お手軽ですね~♪
宇賀渓の駐車場まで、先ははまだまだ長く・・・
舗装された林道をしばらく進むと、長尾滝方面への分岐。
長尾滝方面へ、渓流沿いを下って行きます。
このコースは、渓流を何度も渡りながら進みます。
この強烈な階段を下ると・・・
長尾滝!
これは、素晴らしい!
時間的に太陽が西に傾いており、
ちょうど、太陽から滝が流れ落ちているような素敵な滝の姿が見られました♪
このコースでは、他にもたくさんの滝が見られます。
でも、このコースを乗り切るには、慎重さとちょっとした度胸が必要です。
切れ落ちた岸壁沿いのルートがあったり・・・
落ちそうな木の橋を渡ったり・・・
なかなか一筋縄ではいかない楽しいコース♪
しかも、こんな素敵な景観がたくさん楽しめます。
五階滝・・・五つの滝が連なっています。
五つの滝を一度に見ることはできるのでしょうか・・・
こんなスリル満点なコースもまもなく終わり。
立派な鋼鉄製の橋と・・・
吊られた丸太の橋を渡ると・・・
最初の林道に戻って来ました。
いや~、楽しかった~♪
今回は、初めての竜ヶ岳で、遠足尾根から山頂、表道、石榑峠、長尾滝を経由して戻ってくる大周回コースを選択しましたが、他にもたくさんの登山道があるようです。
どのコースもなかなか楽しそうで、今度は、秋の紅葉の季節や、GW頃の白い羊の季節に来てみたいなぁ・・・