平成28年7月6日(水)
夏山に向けたトレーニングを兼ねて、近所の大文字山に登ってきました。
トレーニングなので、必要以上に荷物を背負います。
パパのリュックには、使う予定のないテントまで入れてみました(笑)
でもまぁ、せいぜい5キロ強。
こんなの、荷物のうちに入らない・・・はず・・・
真っ昼間の午後0時30分ころ、
いつもの銀閣寺奥の登山口からスタートです。
ちなみに、前日の京都は、最高気温が37度まで上がったそうで・・・
なにやら、日本最高気温だったそうで・・・
この日も、暑さは負けていないような感じなのですが・・・
ちょっと登っただけで、汗がにじみ、息が上がります(^^;)
こんなことじゃぁ、夏のアルプスは無理だぁ~!!!
火床に続く最後の階段。
いつ見ても長いなぁ・・・
・・・トレーニング、トレーニング!
火床に到着!
天気がいいので、見晴らしも最高です!
そして、日差しも強烈です(>_<)
早々に、山頂を目指します。
木漏れ日の登山道をテクテクテクテク・・・
あっという間に山頂に到着!
三等三角点ゲット~!
・・・
あっという間といいましたが、それほど体は楽ではなく・・・
このままでは、夏のアルプスは危ないぞ~
この日は本当に見晴らしが良く、山頂から遠く南西方向に大阪中心部のビル群がよく見えました。
一番高いのは、あべのハルカスだよねぇ・・・
下の子は、山頂でアリの行列と30分ほど戯れてました(笑)
アリなんて、家の周りでもいるじゃん(^^;)
下りは、バリエーションルートに。
地図にも載ってない脇道に逸れてみました。
数少ない目印と踏み跡を頼りに下って行くと・・・
こんなところにも秘境がありました!
「中尾の滝」と言うそうです。
なんだか、気持ちいいなぁ・・・
そのまま、沢沿いを下って行くと・・・
なにやら、古いパイプが敷設されてます。
もう、使われていない様子でしたが、以前は沢の水を引いていたんだと思います。
そうこうしているうちに、道路が見えてきました。
山中越えの府道です。
こんなところに出てくるんだね~。
いいルートを見つけました。
こういうバリエーションルートがあると、近所の里山ももっと楽しくなるよね~♪
平成28年7月16日(土)~17日(日)
京都では、7月16日は宵山、17日は山鉾巡行と、祇園祭真っ直中。
我が家は京都を離れて世界遺産を堪能してきました。
と言っても、上の子は部活のためにお留守番。大丈夫かしら・・・
前回、京都最高峰を踏破したので、予定通り今度は近畿最高峰!
八経ヶ岳を目指します。
そして、多くの方が日帰り登山をされる中、我が家はテントを背負ってテント泊してきました!
行者還トンネル西口に、有料駐車場(1,000円/1日)があり、こちらに駐車。
午前7時の時点で、第一駐車場はほぼ満車。
駐車場直近に登山口があります。
ここで、登山届を提出して、出発です!
登山口からまもなく、傾いた橋を渡ります。
沢の水はとてもキレイ!
沢を渡ると、本格的な登りです。
これが、結構きつい!
所々で、木が根こそぎ倒れていました(^^;)
重い荷物でペースが上がらず、約1時間半かけて、奥駆道出合に到着!
いや~、きつかったぁ~(^^;)
ここからしばらくは尾根沿いを歩きます。
こういう道なら、いくらでも歩けそうなのに・・・
さらに30分ほどで、弁天ノ森に到着
標高1,600.5mです。
霧の森の中をさらに45分ほど歩くと・・・
理源大師像が待つ聖宝ノ宿跡に到着!
ここから再び急登が始まります。
木の階段も整備されていて、歩きやすいのですが、
階段が続くとしんどい!
途中の最難関!
鉄の階段。
一段一段が細くて、恐怖感が煽られます(>_<)
小屋が見えてくると、最後の階段!
弥山小屋に到着~!
たくさんの方が休憩されていました。
テント場の受付は、弥山小屋で。
一人1泊500円也
ここまでがんばった下の子は、なぜか小屋のお姉さんにこんなものを貰っていました♪
テントは、小屋の周辺の空いているところ張ればよいようで・・・
我が家は、小屋の南、八経ヶ岳に続く奥駆道の東、
国見八方睨近くの丘陵地に設営しました。
ちなみに、テン場は我が家が1番のり♪
このまま誰も来なかったら寂しいなぁ~って思ってましたが、夕方には合計10数張りと賑やかになりました♪
さて、昼食は、ラーメンです。
もう少し大きな鍋が必要だなぁ・・・
昼食後は、近畿最高峰『八経ヶ岳』を目指します!
荷物が軽いから、こんな斜面も楽ちん楽ちん♪
この時期に八経ヶ岳を訪れる方のお目当てはこれ。
オオヤマレンゲです。
白い幻想的な花ですよね~
開花時期が短く、幻の花って呼ばれてるらしいです。
このときでも1週間ほど遅かったようで、
数えるほどしか見つけられませんでした。
オオヤマレンゲの自生地を過ぎて一登りすると、八経ヶ岳山頂です!
日本百名山『大峰山』の最高峰!1,915.2mです。
朝からの雲も、この時は少し遠慮してくれたようで、
360度の展望が楽しめました。
条件が良ければ、富士山も見えるとか見えないとか・・・
この日は、大台ヶ原日出ヶ岳も雲の中。
でも、なかなか壮大な景色です。
近畿の山も侮れませんね~♪
しばらく近畿最高峰を堪能した後に下山です。
弥山小屋に戻ると、次は、弥山に。
鳥居を通って・・・
皇太子殿下の行啓記念碑の脇を通って・・・
・・・皇太子さまって、こんなところまでこられてるんだぁ・・・
鳥居を3つほどくぐると、弥山山頂、天河奥宮に到着!
弥山は、標高1,895m。大きな神社が建つ広い山頂です。
ここでは、三角点は見つけられませんでした。
お社の中にあるのかな?
さて、目標としていた山も踏破したし・・・
ご褒美を買いに行かねば・・・
弥山小屋で、八経ヶ岳と弥山の山バッチと、
ビール!
バッチが1個600円、ビールが1本500円と、特別価格ですが、
まぁ、しょうがないよね~。
高い山の頂で、冷たいビールが飲めるのだから♪
テント場は、ハエとアブがたくさんいました。
虫除けを持って上がってくればよかった・・・
そして、こんなやつも発見!
尺取り虫です。結構でかい!
山頂は、程よい気温で、気持ちが良く・・・
お昼寝タイム♪
ちょっとのつもりが爆睡しちゃってます。
夕食は、釜玉風うどんとハンバーグ+α米。
うどんは、生麺を担いできました。
これが、結構重かったです。
釜玉風うどんは、茹でたうどんに生卵と薬味を入れ、ポーション入りの出汁をかけるだけのお手軽メニュー。
最近の我が家の定番です。(外でやったのは初めてですが・・・)
夕食後は、サンライズとサンセットのビューポイントを求めて付近の散策。
テントを設営した場所からも朝日は望めそうですが、もっといいポイントがありました!
テント場から南、崖の上です。
地図では、国見八方睨と記されている場所だと思います。
東方面の眺めがすばらしいポイントです。
天気がよければ、いい日の出が拝めそうです。
サンセットポイントは、弥山山頂。
とはいえ、周囲の樹木が高いので、はっきりとした日の入りは見られそうにありませんが・・・
午後6時30分過ぎの夕日。
まだまだです。
実はこの時、弥山山頂まで、クロックスで上がってきてしまいました。
弥山小屋から弥山山頂までは、そんなお手軽な参道です。
その後もぶらぶらとしていると、サンセットを見逃してしまいました(^^;)
まぁ、雲も多かったしね~。
夜になると、さらに雲が増えてきて・・・
楽しみにしていた満天の星空はどこへやら・・・残念でした。
朝です。
4時に起きて、日の出を拝む予定でしたが、目を覚ますと辺りは真っ白!
完全に雲の中での夜明けでした。
朝食は、簡単にα米とパンとコーヒーで。
お昼からは雨予報でしたので、雨が降り出す前に下山です。
幻想的な霧が立ちこめる森の中を下ります。
階段も下りは楽ちん。
でも、滑らないように気をつけて~
弁天ノ森。
ここにも三角点があったんですね。
奥駆道出合に到着!
ここから、急な下りが始まります。
三点支持の実践。
下の子は楽しいようで、こういう難所を選んでいるようです。
母はもちろん、可能な限りトラバース♪
本当に、トトロが住んでいそうな森です。
風が吹き抜けると心地いい~♪
木の橋のところまで戻ってきました。
あと少しですが、やっぱり水と戯れたいよね~
山頂は水がなかったので、とてもありがたい
ひさしぶりの洗顔です。
すごく気持ちいい~!!
無事到着!
お疲れ様でした~
登りも下りもコースタイムをはるかにオーバーしてしまいましたが、
重いテント泊装備を担いで、がんばれました。
次は、本番のアルプスへ!
ちょっと自信がついたかな?
お山のあとは、温泉!
駐車場のおじさんに尋ねると、こちらを紹介してくれました。
上北山村の薬師湯。
道の駅に隣接する村営温泉です。
大人500円、小学生以下250円。
濃いヌルヌル泉質のとても気持ちのいい温泉でした。
川を見ながら入れる露天風呂もありましたよ。
昼食は、道の駅の食堂で。
下の子は豚焼きそば。
太麺のオーソドックスな焼きそばです。
親は・・・梅そうめんと冷やしカレー肉うどん。
結構おいしかったです。
他にも鹿肉を使ったカレーなんかもありました。
それにしても下界は暑い!
京都までの道中、車内はエアコンで快適ですが、
車から降りると、むせかえるような蒸し暑さ!
大淀町の道の駅でソフトクリームを食べたのですが・・・
溶けるのが早い早い・・・
やっぱり、真夏は涼しい山岳リゾートに限りますよね~
次は、夏のアルプスです。
楽しみだわ~♪
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