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山登りにキャンプにスキーに・・・季節のアウトドアを満喫しよう!

北アルプスの中心で山の日を!4

平成28年8月10日(水)~13日(土)

今年の夏山は、北アルプスの中心に行ってきました!


3日目、8月12日(金) 
世間はそろそろお盆休みの頃、
三俣山荘のテン場で晴天の朝を迎えました♪

160812-050653夏山2016-0812001 
この日も超かっこいい鷲羽岳が存在感を誇示してます。


この日の目的地は、双六小屋。
当初の目的地は黒部五郎小屋を経由して黒部五郎岳をと考えていたのですが、
体力とか経験とか、いろいろ考えて、黒部五郎岳は次回に持ち越す決断をしました。

160812-062730夏山2016-0812002 
テントを撤収して、午前6時30分、出発です!
160812-064751夏山2016-0812003 
まずは、三俣峠から三俣蓮華岳を目指します。


160812-071016夏山2016-0812005 
40分ほどで、三俣峠に到着!
ここから三俣蓮華岳までは、かなりの急登ですが・・・
160812-070930夏山2016-0812004 
下の子、この日はすごく元気で、さっさと登り始めてしまいました(^_^;)


三俣峠から急登を登ること20分弱・・・
160812-072930夏山2016-0812006 
三俣蓮華岳山頂に到着です!
160812-073325夏山2016-0812007 
標高は2,841メートル。
百名山ではありませんが、その頂から望む360度の展望は言葉に表せないくらい素晴らしい・・・
深田久弥さんは、なぜ、この山を百名山から外したんでしょう???

そこは、北アルプスの中心。
北には、前日に登った鷲羽岳から水晶に続く稜線
ずーっと先には、薬師や立山、剣岳も見えているはず・・・


黒部の源流と雲の平を挟んだその西には、次回に持ち越した黒部五郎岳
160812-073345夏山2016-0812008 
五郎のカールがすごく美しい!
遠くその先には、白山も見えています。


西には、槍穂高連峰
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北に向かって、常念、大天井、燕と、稜線が続いており、
南に向かっては、穂高から焼岳に続く稜線と、その向こうに乗鞍岳
もっと向こうには御岳も・・・


160812-073801夏山2016-0812010 
南には、これから向かう双六岳と
その向こうに、ひときわ存在感のある笠ヶ岳!


鷲羽岳からの眺望も素晴らしかったですが、
ここ三俣蓮華岳からの眺望の方がなんだか素敵な感じがしました。



三俣蓮華の山頂は、富山と長野と岐阜の三県境です。
160812-073911夏山2016-0812011 
三俣の名の由来になっているのかもしれませんね。



三俣蓮華岳の山頂をたっぷりと堪能し、

今度は双六岳を目指します。
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何処を見ても素晴らしい景色の中の稜線歩きスタートです♪

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黒部の源流に飛び立ててしまいそうな素晴らしい景色♪


少し下ったところに、中道との分岐です。
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もちろん双六岳を目指します。


分岐から25分ほどで、双六岳山頂に到着です。
160812-091658夏山2016-0812015 
2,860メートル、雲上の世界です♪



ポテチの袋はというと・・・
160812-091943夏山2016-0812016 
こんなにパンパンになってました!
空気の力ってすごいね~
夏休みの宿題、いいレポートが書けそうです。



双六岳山頂からが、この稜線歩きの醍醐味です。
160812-093649夏山2016-0812017 
槍に向かってなだらかな稜線を歩く・・・
ずーっと槍を正面に目線の高さで見ながら歩けるルートは、ここだけなんじゃないでしょうか・・・
160812-093940夏山2016-0812018 
なんて、素晴らしいんでしょう!
なんて、気持ちがいいんでしょう!


素晴らしい稜線歩きも終わりに近づき・・・
160812-094954夏山2016-0812019 
双六小屋に下っていきます。


さっきまでの長閑な稜線歩きから一変
これがかなり険しい下り道でした。
160812-095921夏山2016-0812020 
写真じゃ、なかなか伝わらないんですけど・・・

160812-101243夏山2016-0812021 
中道との合流点です。
やっぱり、三俣蓮華から双六小屋に行くときは、双六岳山頂経由が絶対お奨めです!


160812-101522夏山2016-0812022 
さらに下ると、巻道との合流点。
双六小屋までもうすぐのはず・・・


双六小屋が見えてくると、荷揚げのヘリと遭遇しました!
160812-102835夏山2016-0812023 
さすがプロ、上手いことやるもんです。
荷揚げのヘリは、何度も行ったり来たりしてました。

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午前10時35分、双六小屋に到着です!
さすがにたくさんの人でにぎわっていました。

160812-103703夏山2016-0812025 
テン場も結構たくさんのテントが張られていましたが、
まだまだ余裕がありそうです。まだ、午前10時30分ですから・・・


テントは、2日前と同じ、山小屋に近い場所をキープできました。
このあと、夕方にかけて、テン場はどんどんテントが増えて・・・
夜にはギュウギュウ状態になってました。
この時期、早めの到着は必須ですね。



テントを張って、早速昼食に。
160812-115501夏山2016-0812026 
山小屋で、おでんと唐揚げをゲット!
おでん、マジで旨すぎでした(^^)
涸沢のおでんも旨かった記憶がありますが、どうして山小屋のおでんはこんなに美味しいのでしょうか?

160812-121755夏山2016-0812027 
主食はパスタ、ボンゴレビアンコです。
旨そうでしょ?ホントに旨いんです。



お腹が満たされたところで、一つ登頂してきましょう!
すぐそこの、樅沢岳に!
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ヘリの荷下ろし場には、荷物が置いたままでした。
ドラム缶もヘリで運んでくるんですね~


さて、樅沢岳はというと・・・
160812-134520夏山2016-0812029 
なんと、ガスの中(>_<)
午前中までは、あんなに天気がよかったのに~


まぁ、雨が降らないだけマシです。
ガスの中、東鎌尾根の端っこを登ります♪


軽装なので、チョイチョイっと30分ほどで山頂に到着!
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樅沢岳2,755メートル踏破です!

山頂からの展望は・・・
160812-140558夏山2016-0812030 
ガスガスで真っ白(^_^;)
すっかり雲の中です。


雲がなければ、槍ヶ岳を間近に見られたはずなんですけど・・・
まぁ、しょうがないですね。
下山しましょう。


双六小屋とテン場が見えてきました。
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ガスの隙間から、これはこれで幻想的です。


双六小屋で、ビールとコーラを購入。
そして、この日に登った山の山バッチも・・・
三俣蓮華岳と双六岳と樅沢岳・・・
って、双六岳しかないっ!!

欲しかった三俣蓮華岳の山バッチは、三俣山荘にしかないそうです。
三俣山荘で前もって買っておけば良かったよ~(T_T)



午後3時の時点で、テン場はほぼ満杯。
でも、まだまだ続々とテントを背負った登山者が入ってきてました。
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シュワーってコーラ美味しい?
滅多に飲まない強い炭酸に子どもたちも興奮気味?



この日も早めの夕食に。
今回の山行きで最後の夜になるので、持ってきた食材を贅沢に♪
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豪勢な山ディナーだわ~♪
これで、明日の荷物がちょっと軽くなるかな?


160812-175544夏山2016-0812035 
食事のあとは、石を積んでケルン作りに挑戦?
山での楽しみ方って、いろいろありますよね~♪


こんな感じで、最後の夜が更けていきました。
午後からガスが出てきたために、夜空もちょっと残念でしたが・・・
結局、黒部五郎を次回に持ち越したのは正解だったのかな?

~ つづく ~


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日帰り百名山

平成28年9月9日(金)

パパの仕事が休みになったので、夫婦で日帰り百名山してきました!

事前の天気予報では秋晴れの様子

さてさて・・・
160909-092753日帰り百名山001 


山行記録は、近々アップします。
夏の北アルプスもまだまだ続いているのに・・・
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北アルプスの中心で山の日を!5

平成28年8月10日(水)~13日(土)

今年の夏山は、北アルプスの中心に行ってきました!


山に入って4日目、8月13日(土)です。

この日は朝からガス。
テントも夜露でベッショリ(>_<)

これまでの天気が良すぎたんでしょうね。
贅沢言ってはいけません。

ふと見上げると・・・
朝靄の中、西鎌尾根樅沢岳方面に歩く人影がとてもキレイだったので、パシャリ。
160813-062758夏の北アルプス20160813001 
子どもたちも、出発前の談笑中。素敵な時間です。


ガスが少し晴れてくる中、出発です。
160813-065826夏の北アルプス20160813002 
この日は、一気に新穂高温泉の登山口まで下山予定。
長距離になりますが、頑張りましょう!


双六小屋が、もうあんなに小さく・・・
160813-070214夏の北アルプス20160813003 
ガスも晴れて来て気持ちがいい!


見上げると、槍穂高の稜線が朝靄の中からほんのりと姿を見せてくれていました。
160813-071300夏の北アルプス20160813004 
こういう景色を見ると、いつもながら元気が出てきます♪


鷲羽岳ともそろそろお別れ。
160813-071405夏の北アルプス20160813005 
いい思い出をありがとう!

160813-073203夏の北アルプス20160813006 
くろゆりベンチに到着です。
結構なアップダウンもありますが、基本下りなので、体は楽です。
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くろゆりベンチ近くに咲くクルマユリ。
この日もキレイに咲いていました。


笠に続く稜線。
160813-074107夏の北アルプス20160813008 
花見平がすぐそこに見えています。


しばらく行くと、鏡平小屋が見えてきました!
160813-074323夏の北アルプス20160813009 
山の緑と屋根の赤のコントラストがキレイです。


白く光るチングルマ。
160813-074746夏の北アルプス20160813010 
朝露が太陽の光を反射してキラキラしてます。
160813-074854夏の北アルプス20160813011
花見平は、その名のとおり、たくさんの種類の花が咲き誇ってました。
 160813-074908夏の北アルプス20160813012 
青空も出てきてすごく気持ちの良い山歩き♪


弓折乗越に到着です!
160813-080240夏の北アルプス20160813013 
ここで荷物をデポして、ちょっと寄り道♪


弓折岳のピークがすぐ近くにあります。
160813-081424夏の北アルプス20160813014 
10分ほど歩くと、弓折岳山頂です。
160813-081448夏の北アルプス20160813015 
標高2,586メートル。
今回の山行最後のピーク。
笠ヶ岳がすごく近くに見えました♪


弓折乗越まで戻って、鏡平に向けて再出発!
160813-082616夏の北アルプス20160813016 
ここからは、ほとんど下り。
でも、よく整備されているので、すごく歩きやすい道です。

あっという間に、弓折中段。
160813-085010夏の北アルプス20160813017 
やっぱり、下りはずいぶん楽です。
すごく早くたどり着いたような気がしました。


そうこうしている間に、もう鏡平に到着です!
160813-091037夏の北アルプス20160813018 
ここまでの間、ヘリが大きな音を響かせて周辺を旋回していたのですが・・・
荷揚げのヘリかと思っていたら、なんと救助用のヘリだったようです。
160813-091156夏の北アルプス20160813019 
鍋平小屋の直近から、一人引き上げられていました。
けがでもされたんでしょうか。


鏡平小屋は、たくさんの人で賑わっていました。
9時過ぎの時間帯、登ってくる方と下りてくる方がちょうど重なる時間帯なのかもしれません。
160813-091227夏の北アルプス20160813020 
ここで、大休憩。
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せっかくなので、かき氷をいただきました!
すごくきめ細かい氷で、すっごく美味しかったよ~♪



さてさて、登りの時は、ここ鏡平までが本当にきつく、双六小屋まで12時間もかかったのですが・・・
下りは、双六小屋からここまで、2時間とちょっと。
ずいぶんいいペースで歩いてきました。
でも、ここからが本当に長い道のりなんですよね~


というわけで・・・・

~ つづく ~
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北アルプスの中心で山の日を!6

平成28年8月10日(水)~13日(土)

今年の夏山は、北アルプスの中心に行ってきました!


山に入って4日目、8月13日(土)。

鏡平小屋からの続きです。


美味しいかき氷に満足して、再出発。


鏡池の展望台はというと・・・
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どうも、ここからの景色には嫌われているようで、槍様はまたまた雲の中。
鏡池に映る槍穂高連峰も雲に隠れてしまってます(T_T)


ここからはひたすら下り。
それも、結構急な下りとなります。


鏡平から約45分で、シシウドヶ原。
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こんなに長かったっけ?


さらに、35分ほどで、イタドリヶ原。
160813-105115夏の北アルプス20160813024 
日差しが強く、高度が下がってきて、暑さが堪えます。


25分ほどで、チボ岩。
160813-111211夏の北アルプス20160813025 
完全な日向です。暑いよ~


チボ岩から15分ほどで、秩父沢に到着!
160813-113650夏の北アルプス20160813026 
冷たい水に誘われて、小休止することにしました。
山の方は曇っているのに、日差しはサンサンと降り注いでます。
沢の水は冷たくて気持ちいい~♪
160813-113959夏の北アルプス20160813027 
冷たい水でリフレッシュして、再出発です。


登山道は本当によく整備されていて、歩きやすいように岩が並べられていたり、程よい高さに段差が作られていたりと、至れり尽くせり。
とは言え、とにかく長いので、膝がきついし、おまけにちょっと飽きてきます。
160813-122745夏の北アルプス20160813028 
秩父沢から小一時間で小池新道の入り口に到着。
160813-124008夏の北アルプス20160813029 
ここからは、平坦な林道歩きです。
無事に下りてきた感が漂います。


40分ほど歩けば、わさび平小屋に到着。
160813-124611夏の北アルプス20160813030 
ここで、ちょっと遅めの昼食に。
160813-130036夏の北アルプス20160813031 
名物っぽい素麺に、
160813-130040夏の北アルプス20160813032 
上の子はお決まりのラーメン。
160813-130203夏の北アルプス20160813033 
パパは、ネーミングが魅力的なスタミナ丼♪

どれも、美味しかったです。
そして、お値段も良心的(^^)
クルマが入ってこれる場所だもんね~



お腹が満たされたところで、最後の一踏ん張り、再出発です!
160813-132137夏の北アルプス20160813034 
さぁ、まだまだ林道歩きが残ってますよ~

160813-135525夏の北アルプス20160813035 
暑さとの戦いですが・・・

お助け風穴
160813-135901夏の北アルプス20160813036 
気持ちいい~天然クーラーです♪


わさび平から1時間弱で林道のゲートに到着です。
160813-141755夏の北アルプス20160813037 
さぁ、あともう少しですよ~


近道って書いてある方に進むと・・・
160813-142328夏の北アルプス20160813038 
ほら、ロープウエイ乗り場が見えてきた!
お疲れ様でした~


鍋平までは、楽してロープウエイを利用します。
160813-144045夏の北アルプス20160813039 
短いけど、すごい急勾配をグングン昇っていきます。
さすが、文明の力です。


そんなわけで、当初の予定とはちょっと変わって3泊4日の山旅となりましたが、
連日、天気にも恵まれて、素晴らしい山旅となりました。

今年から始まった国民の祝日「山の日」
上高地では、皇太子さんをお迎えして式典も開かれたようで、ますます山人が増えてきそう・・・

道中、声をかけていただいた皆さん、ありがとうございました。
特に子どもたちは、「大きな荷物で頑張るね~」って励ましに、たくさんの力をもらっていたようでした。

北アルプスの中心で初めての山の日を迎え、これからますます山に魅了されてしまいそう・・・
今度は、あの山の向こう、雲の平にも行ってみたいね~






帰りの温泉は、やっぱりここ。
160813-161910夏の北アルプス20160813040 
福地温泉石動の湯です。
繁盛期で五平餅のおまけは付いていませんでしたが、しっかり頂いてきました。
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夏の終わりの百名山~荒島岳~

平成28年9月9日(金)


もう、夏も終わりですね。
台風が次から次へと発生しては、列島の天気を荒らしてくれてます。
秋の連休シルバーウィークも今年はどうやら雨模様・・・

休みの間だけくらいは、晴れて欲しいのに・・・


さてさて、晩夏か初秋かという狭間の季節。
天気予報に背中を押されて、荒島岳に行ってきました。

背中を押された前日の天気予報は、秋晴れな感じ♪
期待を膨らませて、3時すぎに起床!
準備をして、4時頃には京都を出発しました。

天気予報と様子が違って、道中はなんだか怪しい天気。
ぱらぱらと小雨なんかも混じって・・・

6時半過ぎに、中出コース入り口の駐車場に到着です。
どういうわけか、ガスガスで山頂方面は真っ白。

160909-065927晩夏の荒島岳001 

そして、なんとこの時間で1番乗り!
平日とはいえ、百名山の登山口駐車場がガラガラとは・・・

160909-070034晩夏の荒島岳003 

駐車場は、キレイなトイレ棟と足水場が設置されてました。

160909-065948晩夏の荒島岳002 

そして、わかりやすい案内板も・・・
この案内板に、山バッチの販売所も掲載されてます。
下山後、買いにいこーっと♪

160909-072541晩夏の荒島岳004 

サクサクっと準備して、出発です。
ちなみに、平日なので、子どもたちは学校です。

160909-072621晩夏の荒島岳005 

駐車場全景は、こんな感じ。
結局、出発まで1台も入って来ませんでした。

160909-073147晩夏の荒島岳006 

しばらく林道を歩くと、標高400メートル地点
ここからもうしばらく林道歩きです。

林道ですので、森林組合の方の車が、何台か上がって行きました。
車高の高い車でないと底を擦ること間違いなしですが、結構上の方まで車で上がれるようです。

林道をショートカットしつつ登って行くと、

160909-075327晩夏の荒島岳007 

本当の登山口に到着です。ここまで林道が続いているので、車で上がってくることも可能なようです。


登山口からは、本格的な登山道。
里山のような雰囲気の中、ひたすら登りが続きます。


特に、危険な場所はありませんが、この登り、なかなかきつい(>_<)
その理由は・・・一つ一つの段差が高いこと!
足場になるモノが少なく、どうしても一歩が大きくなります。
こういう歩き方をしていると、じわじわと体力が削られてしまうんですよね~


「おおばこ展望台」と書いた看板発見!

160909-084210晩夏の荒島岳008 

展望台・・・何も見えません。天気だけのせいではなさそうですが・・・


「ひえ畑」と書いた道標。

160909-090526晩夏の荒島岳009 

どういう意味なんでしょう???


駐車場から2時間ほどで、小荒島岳分岐です。

160909-092130晩夏の荒島岳010 

ここから1分ほど登ると・・・

160909-092419晩夏の荒島岳011 

小荒島岳登頂!
標高1,186メートル
周囲は真っ白!
展望は全くありません!

天気が良ければ、荒島岳がはっきりと見えるはずなのですが・・・
前日の天気予報の秋晴れはどこへやら・・・

ここまで全く他の人と会わなかったのですが、
小荒島岳から分岐まで戻ったところで、この日はじめての登山者と遭遇しました!
はじめては、お互い様だったようで、百名山なのに何て人の少ない山なんだろう・・・


小荒島岳から20分ほどで、シャクナゲ平に到着

160909-094614晩夏の荒島岳012 

勝原コースとの合流地点です。

160909-094707晩夏の荒島岳013 

ナナカマドの実だけが赤くなっていました。
少しづつ秋が始まっているようです。


シャクナゲ平から少し下ると、佐開コースとの分岐

160909-095008晩夏の荒島岳014 

佐開分岐です。
佐開コースから登ってくるのが、荒島岳の最短コースだとか・・・
ただし、登山口までは、勇気のある四駆じゃないとたどり着けないらしいです。


佐開分岐からすこし平坦な尾根道を進むと・・・

160909-095733晩夏の荒島岳015 

「もちがかべ」です。
ここが、荒島岳最大の難所。
手前に設置された看板には、「滑落死亡事故多発!」と書いてありました。
鎖やロープが設置されていますが・・・

確かに、かなり急な岩登りです。
滑りやすいので注意が必要ですが、しっかりと支えながら登れば大丈夫。
ロープや鎖を使うことはありませんでした。

30分ほど急登と戦って・・・
さぁ、やっとピークか?

160909-102850晩夏の荒島岳016 

と思ったら、まだのようです。
ここは、前荒島。

160909-102932晩夏の荒島岳017 

荒島岳は?ガスガス先の山頂にうっすらと看板の様なモノが立ってますが・・・

残念。ここもまだ山頂ではありません。

160909-103405晩夏の荒島岳018 

山頂まで412メートルって・・・細かっ!


前荒島から何度も偽のピークにだまされ続けて・・・
20分ほどで、やっと本当の山頂に到着!

160909-104908晩夏の荒島岳020 

日本百名山「荒島岳」
標高1,523.5メートル
それほど高くはないのですが、結構な達成感です!
蒸し暑い中、段差の高い登りが続いたので、結構ヘロヘロです。

160909-104850晩夏の荒島岳019 

三角点にもタッチ!
そして、展望はほとんどゼロ!
秋晴れは何処へ行ったんだ~!!

仕方がないので、山頂に設置してある看板で、景色を想像します。

160909-104924晩夏の荒島岳021 

といっても、看板は、冬の白山連峰!?
う~ん・・・いまいち想像できない・・・


円形の眺望図も・・・

160909-105107晩夏の荒島岳022 

こちらの方がわかりやすい♪
真東に御嶽や乗鞍が見えるはずなんだよね~
槍とか笠とか、前回登った鷲羽岳も見えるはずなのに~

そして、なによりも、白山連峰が近くに見えたはずなのに~!!

160909-105211晩夏の荒島岳023 

晴れてくれ~って、山の神様にお願いしてみますが・・・

160909-105611晩夏の荒島岳024 

おっ、ちょっと見えてきた!
荒島岳周辺のガスが晴れて、白山連峰が少しだけ姿を見せてくれました♪
さすが、神様!ありがとう~!


山頂で、お昼ご飯です。

160909-111443晩夏の荒島岳025 

お昼は、マルタイの棒ラーメンと五目ごはん。
シンプルですが、山で食べると下界の10倍は旨い!

さすがに、山頂で小1時間滞在すると、4~5組ほどが登ってこられました。
とは言え、少ないなぁ・・・静かでいいけど、ちょっと寂しいかも・・・

展望の無い山頂を一時間程満喫して、下山です。


山には、リンドウとかいっぱい咲いていました。

こちらは、山頂から10分ほど下ったところのリンドウがキレイに咲いている岩場です。

160909-120735晩夏の荒島岳026 

実は、ここが、この山の最大最強の危険箇所。
わかります?

確認しただけで、ここに4匹はいました。
完全に巣になっているようです。
危険生物「マムシ」の巣です。


もちが壁は、下りの方が大変。
ぬれた岩場はよく滑ります。

マムシと戯れて時間が余計にかかってますが、山頂から小1時間でシャクナゲ平に到着。

160909-125313晩夏の荒島岳027 


下りも中出コース。
滑らないように気をつけながら、テンポ良く下っていきます。

160909-131546晩夏の荒島岳028 

「とやのおとし」と書いた道標
???

木々の間からみえる大野の田園風景。

160909-133223晩夏の荒島岳029 

これが、この日一番の絶景でした!
稲刈り前と稲刈り後の田んぼと蕎麦畑・・・
そのコントラストがパッチワークのようでとてもキレイでした。

160909-133343晩夏の荒島岳030 

「向坂」の道標
???

160909-134904晩夏の荒島岳031 

「雨降り展望台」の道標
???
この山は、こういう意味不明な道標がたくさんありました。
結局、どれも意味がわかりませんでしたが・・・
わかる方、コメント下さ~い!m(_ _)m


なが~い下りをひたすら頑張って・・・

160909-141931晩夏の荒島岳032 

登山口に到着!
やっと着いた~!!


って、まだまだここから林道が続きますよ~
ほんと、長い~
車で送って欲しいよ~


駐車場から5分ほど上がったところ、道の奥にひっそりと

160909-143723晩夏の荒島岳033 

慈水観音さま。
有難や 昔も今も 夏も冬も いつもかわらぬ観音の水 合掌

160909-144054晩夏の荒島岳034 

午後2時40分、駐車場に到着!
結局、ほぼコースタイムどおりに歩くことができました。

駐車場には、我が家の車だけがぽつーんと・・・
トイレ棟の掃除の方が1台こられていましたが、結局この日ここの駐車場を登山で利用したのは我が家だけ?
百名山なのに、なんて寂しい・・・
平日で天気が悪いと、こんなものなのでしょうか?
(天気予報では、秋晴れのはずだったのですが・・・)


登山後のお風呂は、こちら。

160909-155644晩夏の荒島岳035 

九頭竜温泉「平成の湯」に。
中出ルート駐車場から車で20分ほどです。
山バッチ販売所の一つ「フレアール和泉」に併設の温泉です。
2014年秋にリニューアルされたばかりのようで、すごくキレイな施設でした。
もちろん、温泉も掛け流しの気持ちいいお湯です。


そんなわけで、百名山の一つ「荒島岳」を踏破しました。
それほど高い訳ではありませんが、しっかりと登った感が残る山でした。
天気の良いときに、再度チャレンジするかな~??
次期夏山に向けたトレーニングにもアリかもね~♪

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秋山JOY♪

天気の良くないシルバーウィーク。

本屋さんをブラブラしていたら・・・

秋山JOY発見!!

思わず衝動買いしてしまいました。

今年の紅葉登山、なかなかチャンスがなさそうです・・・

秋の山、行きたいな~(^.^)/~~~

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秋の味覚と言えば・・・

平成28年9月24日(土)


シルバーウィーク後半の土曜日

天気さえ良ければ、秋のお山を満喫していたかもですが・・・

大型台風が過ぎ去っても、全然天気が良くなりません(>_<)



そんなわけで、ぽっかり空いた休日です。

秋と言えば・・・食欲の秋!
秋の味覚といえば・・・


そうそう、これこれ。
今年も行ってきましたよ~♪

160924-102424秋の味覚001 

こちらは京都府の南部、井手町にあります。


午前10時過ぎ、栗園に一番乗りです♪


栗園には、た~くさんの栗が落ちています。

イガイガもたくさん落ちていますが、中に栗が入っているのはごくわずか。

160924-102919秋の味覚002 

こういう状況は、つまり、やっぱり・・・
シーズンのはじめでも、事前に栗まきされているんでしょうね~(^^;)


この日は、上の子は部活のために不参加。
中学生になると、だんだん親の遊び(?)につきあってくれなくなってきます(>_<)


・・・んん?

160924-104358秋の味覚003 

かなへびゲットだぜ~!!

160924-104707秋の味覚004 

のどかな栗拾いの時間はすぐに過ぎて・・・


さぁ、挑戦の時間。
こちらの栗園では、500グラムの栗が持ち帰れますが、
拾った栗が500グラム±5グラムだと、さらに500グラムが貰えます!

結果は・・・・

160924-110335秋の味覚005 

パパがマイナス3グラムで、この日最初のニアピン賞ゲット!
やったね~♪

後の二人はちょっと足りずで残念でした。
それでも、美味しそうな栗が合計2キロも♪


ゲットした栗は・・・

160924-180028秋の味覚001 

まずは、ゆで栗。
いくらでも食べられる~♪


そして、この日の夕食は、早速これ。

160924-183537秋の味覚002 

秋の味覚!栗ご飯♪
旨いんだなぁ~、これが♪

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