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山登りにキャンプにスキーに・・・季節のアウトドアを満喫しよう!

テントを担いで紅葉の山へ

好天に恵まれた10月3連休の後半。

テントを担いで、紅葉登山に行ってきました!
171008-061818八方~唐松岳001


快晴の絶景と満天の星空を満喫してきました~♪

山旅記録、ボチボチがんばりま~す!

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テントを担いで紅葉の八方尾根を登る♪

平成29年10月8日(日)~10月9日(月)

秋の連休後半戦
10月の連休は、なんとか休みを合わせることができました。

いざ、紅葉の山へ!!

しかしながら、子どもたちは・・・塾やテストで忙しいようで・・・
「二人で行ってきたら」
という、上の子の心強い言葉に背中を押されて、紅葉の山旅を楽しませてもらうことにしました。


直前の天気予報では、好天が望めそうなのは、この二日間だけ。
鈍行登山隊の我が家でも余裕を持って挑戦できそうな山・・・
目指すは、北アルプスの唐松岳です!


前日の土曜日を丸々移動日に充てて・・・
京都から約6時間かけて、八方尾根の麓、白馬村に。
予報通りあいにくのお天気でしたが、新蕎麦と温泉を堪能し・・・
黒菱第三リフトの駐車場で車中泊しました。


翌8日(日)の朝、いい天気です♪

黒菱リフト周辺の紅葉は、最高潮!
朝日と紅葉と白馬岳と・・・景色も最高です!
171008-070147八方~唐松岳002 
黒菱第三リフトは、7時15分から運行開始。
6時30分ころには、既にリフト待ちの長い列ができていました。

リフトでの空中散歩♪
171008-072153八方~唐松岳003 
もちろん景色は最高!です
この時点で、駐車場は既に満車。
200台以上は駐められそうなスペースがあるのですが、さすが、人気の紅葉スポットです。


黒菱第三リフトを降りると、黒菱平。

紅葉の赤と黄色、白馬岳の白い岩肌のコントラストが素晴らしい!
171008-072841八方~唐松岳004 
朝の太陽に照らされて、キラキラしてました。
ここでクワッドリフトに乗り継ぎます。


クワッドリフトを降りると、八方池山荘です。


ここからの景色は・・・五竜と鹿島槍の競演!
171008-074541八方~唐松岳005 
鹿島槍の双児峰がかっこよすぎる~!!


そんな素晴らしい景色に囲まれながら、
171008-075336八方~唐松岳006 
午前7時52分、登山開始です。


30分ほど登ると、公衆トイレです。
171008-082529八方~唐松岳007 
ここから先は、頂上山荘までトイレはありません。

171008-082645八方~唐松岳008 
公衆トイレから、右手に白馬山系を眺めながら歩くと・・・
171008-083015八方~唐松岳009 
まもなく第二(息)ケルンです。

なかなか順調な滑り出し♪
歩きやすい木道が続いたおかげで、まだまだ脚も元気です♪
171008-083653八方~唐松岳010 
さらに5分ほどで、大きな大きな八方ケルン♪
さぁ、どんどん行きますよ~!!

この辺りから、ちょっと傾斜も急に・・・
あれ?脚が前に出ないぞ・・・

南の方に振り返ると・・・
171008-084342八方~唐松岳011 
あれは・・・富士山!
八ヶ岳の右側に、ひときわ存在感のある山容が姿を見せてくれています!


山の尾根、見晴らしのよい場所に出ました!

白馬連峰展望図
171008-084552八方~唐松岳012 
実際の展望と見比べて見ると・・・

右から順に・・・
171008-084605八方~唐松岳014 
天狗原、白馬乗鞍岳、小蓮華岳、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳・・・

171008-084558八方~唐松岳013 
白馬鑓ヶ岳から天狗の頭、天狗の大下り・・・

171008-084614八方~唐松岳015 
不帰キレットがⅠ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰、と続いて、今日目指す唐松岳!
白馬連峰が勢揃いです♪


素晴らしい景色に励まされますが、
テント泊の重たい荷物が堪え、足取りが重い・・・つらい・・・


八方池山荘から約1時間

八方池に到着です!
逆さ白馬も映っていそうですが、池の畔まで下りないと、写真には写りそうにありません。
・・・が、下まで行く元気もなく・・・帰りに撮ればイイか♪
171008-084829八方~唐松岳016 
それにしても、いい景色・・・ここでもう満足かも・・・


~つづく~

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テントを担いで紅葉の八方尾根を登る♪八方池から唐松岳頂上山荘

テント泊装備の重い荷物に、心が折れそうになりながら頑張ってます。


励ましてくれるのは、素晴らしい展望!

八方池から南方面を望むと・・・
171008-090409八方~唐松岳017 
大雲海に浮かぶ八ヶ岳の右側に日本一の山!
こういう景色を見ると、元気が出てきます♪


白い肌の木と青い空
171008-090506八方~唐松岳018 
なんて素敵なんだ~!!
171008-090517八方~唐松岳019 
ファンタジーの物語にできそうな木々の間を歩いてみたり・・・


扇雪渓
171008-094034八方~唐松岳020 
吹き抜ける風が涼しくて気持ちいい~♪


扇雪渓から尾根までの急登を登り切ると・・・
171008-101045八方~唐松岳021 
展望のよい丸山です。
たくさんの方が休憩されていました。
これだけの景色、長居してしまいますよね~

丸山からは、緩やかな尾根道。
171008-104004八方~唐松岳022 
右手に雄大な白馬連峰、左手に五竜岳を見ながらの稜線散歩です。
とは言え、テント泊装備は果てしなく重く・・・

つらいよ~山荘はまだぁ~?


カーブを曲がると突然出現です!
171008-105122八方~唐松岳023 
唐松岳頂上山荘!
いやぁ~やっと着いたぁ~!!


山荘の先には、剣岳!!
171008-105423八方~唐松岳024 
素晴らしい景色です!


目的地の唐松岳も素晴らしい山容!!
171008-120441八方~唐松岳025 
でも、山頂に続くすごい行列・・・(^^;)
午前中は、日帰り組の山頂アタックで大混雑の様子です。


テント場は、山荘から少々下ったところ。
少々・・・これが結構急斜面で大変(>_<)
11時前の到着でしたが、山荘から比較的近い上部のテン場は既に埋まっていました。

斜面の中腹の平らな場所に設営!

まずは、昼食です。
171008-121718八方~唐松岳026 
昼食は、袋どん兵衛の極みだし♪

よく頑張ったので、インスタントでも超美味!

そして、目の前には・・・
171008-123252八方~唐松岳027 
剣と立山の競演!最高だぁ~

~つづく~
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百名山じゃないけれど・・・唐松岳登頂!

テン場でコーヒーなんか飲みながら、ず~っと剣岳と立山連峰に見とれていました。

気がつけば、1時間以上もぼーっとして過ごしてました(^_^;)
景色が素晴らしすぎるので、見ていても全然飽きません。

それでも、目の前の唐松岳にも登っておかなければっ!
山頂の混雑も、13時を過ぎるとずいぶん緩和されてきたようです。
171008-130235八方~唐松岳028 
唐松岳の前に、山頂山荘から五竜方面すぐのところにある難所を見学に・・・


牛首と呼ばれる上級者向けの難所です。
171008-130736八方~唐松岳029 
唐松岳から五竜岳に縦走するには、避けて通れない箇所です。
ここさえ超えれば、ご機嫌な稜線歩きが待っているそうですが・・・

冷やかしの見学だけなので、上から見ただけですが・・・
171008-131234八方~唐松岳030 
いや~、なかなかのキレッキレ加減です。
しっかり三点支持をしていれば、大丈夫そうな気もしますが、
テント泊装備を担いでとなると、それなりに勇気が必要かも・・・

まぁ、今回は、このくらいにしておいてやろう
ってなわけで、Uターン♪


山荘から、唐松岳を望む
171008-132333八方~唐松岳031 
山頂は、すぐそこです。
レッツゴー!


道中からは、テン場が一望できました。
171008-132526八方~唐松岳032 
我が家は・・・テン場の真ん中よりもちょっと上。
周りに干渉されない、なかなかいい場所かも♪
ただし、山荘までは結構登る必要があります(>_<)


南の方を見ると・・・

五竜岳のずーっと先に・・・
171008-134105八方~唐松岳034 
槍様発見!その左には穂高連峰もっ!
目立つ山なので、とてもよくわかります♪


そうこうしている内に・・・
171008-134454八方~唐松岳035 
唐松岳山頂に到着!
標高2,696メートル!
山荘からは、20分ほどの空中散歩でした♪


そして、山頂からは、360度の大展望!

白馬岳方面の不帰キレット
171008-134734八方~唐松岳036 
ギザギザです。


振り返ると、頂上山荘方面・・・
171008-141850八方~唐松岳037 
赤い建物と山の緑のコントラストが素敵過ぎる・・・


これでもかというくらい、たっぷりと山頂を満喫しました♪



テン場に戻ると、夕食です。
夕食に欠かせないモノも山荘で仕入れました♪
若干高めな値段設定(350ml缶で600円)でしたが、背に腹は代えられません(T_T)
171008-163152八方~唐松岳038 
夕食は、ビールによく合うソーセージ♪
そして、豚汁です。

沈みゆく太陽を見ながらの夕食♪
171008-163421八方~唐松岳039 
剣と太陽の競演を肴に飲むビール、最高だぁ~!
171008-171935八方~唐松岳040 
太陽は、どんどん傾き、赤さを増していきました。
171008-172039八方~唐松岳041 
テン場も夕日に照らされて赤く輝いてます。
171008-173332八方~唐松岳042 
そして、太陽は雲海に沈んでいきました。


暗くなると、今度は満天の星空!

太陽が沈むと、急激に寒くなってしまいましたが、
寒さをも凌駕する素晴らしい星空。

あれだけの星空、そうそう体験できるモノではありません。
山でのテント泊の醍醐味・・・

自然と、「ありがとう」って心の中でつぶやいていました・・・

~つづく~



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天空のご来光

満天の星空、本当に素晴らしかった!

そして、夜の次は、ちゃんと朝が来ます♪


辺りはまだ真っ暗の午前4時30分ころ、起床です。

ご来光は、頂上山荘の東側にあるピークで迎えることにしました。


小高い丘の上
午前5時過ぎころから、たくさんお方がご来光目当てに集まっておられました。



大雲海のその先、東の空が赤く色づいてます。
171009-053055八方~唐松岳043 
すごく綺麗・・・
少々風が強いですが、寒さはそれほどでもなく・・・


この日の日の出時間は、午前5時41分ころ。
雲海があるので、ご来光は日の出時間よりももうちょっとあと・・・





そして、そのときがやってきました。
171009-055058八方~唐松岳044 
太陽のあたたかい光があたりを包み込みます。



171009-055112八方~唐松岳045 
唐松岳にも赤い光が届いて輝いてます。



振り返ると・・・
171009-055526八方~唐松岳046 
剣岳や立山もほんのりと赤く染まってました。



171009-055719八方~唐松岳047 
天空のご来光・・・この感動は、やっぱり山頂で朝を迎えた人だけしか体験できないのでしょうね・・・








~つづく~
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白馬八方尾根の天空散歩

天候に恵まれた大満足の唐松岳


名残惜しいですが、次の日は現実に戻らないといけないので、下山します。
171009-073248八方~唐松岳048 
剣立山連峰とも、しばしのお別れ・・・また来るよ~!!



東方面は、大雲海!
171009-075150八方~唐松岳049 
大雲海が太陽に照らされてキラキラと輝いてます。


南の方には、雲海に浮かぶ八ヶ岳と南アルプス・・・
171009-075255八方~唐松岳050 
その先には、今日も富士山が姿を見せてくれていました!



下りは、やっぱり楽ちん♪
登りの時には見えていなかった景色がたくさん!


木の橋・・・
171009-080125八方~唐松岳051 
見た目ほど怖くはありません。




白馬連峰・・・
171009-080247八方~唐松岳052 
ちょっと雲が多いですが、とても綺麗です。
あの稜線も歩いてみたいなぁ・・・


ホントに、雲の上を歩いているみたい♪


振り返ると・・・
171009-082408八方~唐松岳054 
不帰キレットの上にお月様♪
ちょうど、十五夜過ぎの満月のころ。
なんだか、風情があります♪



丸山ケルンです!
171009-083016八方~唐松岳055 
登るときは余裕がありませんでしたが、
ここからの展望、実はすごいんです!


五竜と鹿島槍
171009-083050八方~唐松岳056 
やっぱり、かっこいい山だわ~


丸山ケルンから、急斜面を一気に谷まで下ると・・・
171009-085530八方~唐松岳057 
扇雪渓
この辺りから下の山が、徐々に紅葉モードになっていきます。
171009-090602八方~唐松岳058 
ほらね♪
171009-090611八方~唐松岳059 
ナナカマドも赤く色づいてます。


ちょっと雲が出てきましたが・・・
171009-091003八方~唐松岳060 
題して「紅葉に浮かぶ五竜と鹿島槍」



八方池に到着!
171009-094154八方~唐松岳061 
八方池の畔は、たくさんの人で賑わってました。

ちょっと雲が湧いてきたので、残念ながら八方池に映る逆さ白馬は見られず・・・


なにやら、テレビカメラを持った撮影隊がおられました。
171009-095131八方~唐松岳062 
左の池の畔で撮影されているのわかります?
「ボクは空になる~」ってやつ?


見上げると・・・
171009-095156八方~唐松岳063 
彩雲
なんだか、得した気分になりました♪

やっぱり下りは楽です。
楽なので、いろんなモノが見えてきて、いろいろと楽しめます♪


171009-095958八方~唐松岳064 
そんなわけで、八方ケルンから先は・・・



~つづく~



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空と雲と山と紅葉と・・・そして温泉と蕎麦と・・・

前回からのつづきです。

八方ケルンから5分ほどで、息(ヤスム)ケルン。
171009-100505八方~唐松岳065 
このケルンが立てられた経緯は、ケルンの石版に書いてあります。
今でこそ登山道が整備され、迷うことは少なくなりましたが、昔はそうではなかったんでしょうね。
特に冬山では、きっとケルンが大活躍なんだと思います。


ちょっと雲が湧いてきて、白馬や五竜の山々は雲に隠れがちになってきましたが・・・
171009-100545八方~唐松岳066 
雲に見え隠れする白馬連峰も、なんだか素敵です。


ちょっとガスってきました。
171009-100718八方~唐松岳067 
この日は登ってくる子ども達が多く、ガスの中、みんな頑張ってました♪


さすがにこの時期になると、山にお花はほとんどなかったのですが、
171009-101439八方~唐松岳068 
見つけました!
名前はわかりませんが・・・(^_^;)


171009-103125八方~唐松岳069 
八方池山荘、クワッドリフトの乗り場に到着!
やっぱり、下りは楽だったわ~

171009-103953八方~唐松岳070 
この時期は、この辺りから下の紅葉がピークを迎えてました。

171009-104403八方~唐松岳071 
赤と黄色と緑の競演が素晴らしい!

171009-104626八方~唐松岳072 
草紅葉も最高潮!

171009-105040八方~唐松岳073 
紅葉に浮かぶ白馬連峰

171009-105146八方~唐松岳074 
空と雲と山と紅葉と・・・

171009-105538八方~唐松岳075 
黒菱リフト周辺も赤く燃えてます!
171009-105750八方~唐松岳076 
ひや~、綺麗だわ~


リフトで紅葉の上を空中散歩
171009-110338八方~唐松岳077 
最高でした♪




ヤマノボリのあとは、お楽しみの温泉♪

温泉は、リフト券とセットで購入した温泉券が使える白馬温泉八方の湯に。
171009-114812八方~唐松岳078 
こちらの温泉は、無色透明の単純泉ですが強アルカリのため、入ると肌がピリピリします。
肌の表面の老廃物を根こそぎ持って行かれているような感覚・・・
あがった後は、つるつるお肌が待ってます♪

ちなみに、登山前日は、白馬塩の道温泉「倉下の湯」に行きました。
こちらは、茶褐色のどろどろヌルヌルのミネラルたっぷりなお湯。

白馬周辺には、たくさんの温泉がありますので、ハシゴしてみるのもイイかも・・・


締めくくりは、蕎麦です。
ちょうど、新蕎麦の時季でしたので、食べないわけにはいかない!


登山前日は、夕方4時を回っていたので、開いている店が少なく・・・
171007-155511八方~唐松岳001 
何とか開いていた「白馬のそば処 呑者屋(のんじゃえ)」へ。
ここで、そばセット(1,000円)を頂きました。

ざる蕎麦とおやき、蕎麦豆腐と小鉢がセットになっており、この日はキャンペーンで蕎麦のおかわり自由となっていました。
おかわり自由はとても有難く、お腹いっぱいに美味しいおそばを堪能することができました。



で、下山後は、「蕎麦処りき」
171009-134648八方~唐松岳079 
隣の「蕎麦酒房 膳」とともに、行列の絶えない店のようです。
どちらも地元の八方の湯近くのお店の方に美味しいと勧められた店で、たまたま駐車場に空きがあったこちらにご縁がありました。
蕎麦の量が選べますので、しっかりと蕎麦を堪能できます。
40分ほど並びましたが、それだけの価値がある旨さでした。



空と雲と山と紅葉と温泉と蕎麦と・・・
盛りだくさん堪能できた素敵な山旅でした。

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Author:LAKEPOLICE
京都発のオートキャンプと山登り、スキーや子育て遊び場などアウトドアの記録です。グッズの紹介も。

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