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山登りにキャンプにスキーに・・・季節のアウトドアを満喫しよう!

こんどは南八ヶ岳! 硫黄岳と横岳へ(その1)

令和4年8月19日(金)~20日(土) 快晴→雨

今年の夏山のクライマックスシリーズ!!
4連休を確保していざ・・・


ただ、今年は天気が安定しませんねぇ(^^;
行先は、直前まで迷いました。
北アルプスの奥地にするか、槍を目指すか、はたまた上高地から前穂奥穂・・・
最近の天気予報は限りなく天気実況に近いので、予報がみるみる変わっていきます。
いろんな会社の天気予報を見比べ、天気図を見比べ・・・

結局、より天気の良さそうな南部の八ヶ岳を目指すこととしました。

当初は、赤岳と阿弥陀岳を行者小屋ベースで周回した後、オーレン小屋ベースで硫黄岳・横岳の計画でした。
・・・が、これもまた直前に変更。
土曜日の天気が怪しそうでしたので、硫黄岳・横岳を先にしました。


で、木曜日の夜に京都を出発・・・
長男の初心者運転で、午前3時前ころに桜平駐車場(中)に到着しました。
スタートが遅かったのもありますが、あんまり仮眠する時間がない(^^;


そして、朝6時、桜平駐車場(中)を出発です。
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この時すでに、駐車場は満車状態。
到着したときは、5割以下だったんですが・・・
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10分ほど林道を歩けば、桜平登山口です。
この直近の奥に入ったところに、桜平駐車場(上)があります。
桜平駐車場(中)に整備されているトイレが、コロナ感染防止で使用できませんでしたので、こっちまで車でくればよかったかもです。

桜平登山口からも、しばらくは車が走れる林道が続きます。
25分ほど急こう配の林道を登れば・・・
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苔生した清流の先に見えてきました。

夏沢鉱泉に到着です。
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こちらで、トイレをお借りして、ちょっと休憩。

鉱泉前からの眺め♪
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槍穂高がはっきりと見えますよ~
いや~、いい天気だ~

夏沢鉱泉からは、本格的な登山道となります。
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苔生した森の中、よく整備されていて、歩きやすいです。


夏沢鉱泉から30分ほどで・・・
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オーレン小屋到着です~
その先には、目指す硫黄岳♪
ワクワクしますね~

今回は、オーレン小屋でテント泊します。
サクッと受付をして、テントを設営。
前夜から、結構たくさんの方がテント泊されており、設営場所探しに悩みました。
ちょっと大きい4人用テントは、こういう場面で困りますね~(笑)

テントを設営完了できたのが午前8時30分ころ
1時間以上かかってしまいました(^^;

さぁ、硫黄岳アタック開始です。

まずは、夏沢峠方面へ。
前日は、すごい暴風だったようですが、この日は快晴!
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20分ほどで夏沢峠に到着です。

ここからは展望の素晴らしい尾根を登ることになります。
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振り返ると、箕冠山(みかぶりやま)の向こうに、西天狗、東天狗の先っちょが見えてきました!


その右手方面・・・
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浅間山とか四阿山が見えているのかな?


硫黄岳の爆裂火口が間近に迫ってきました。
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凄い迫力ですね~
これが近づいてきてからの山頂が遠かった(^^;
ケルンがたくさん立っているのですが、そこが山頂かと騙されて騙されて・・・(^^;

それでも、夏沢峠から45分ほどで硫黄岳山頂に到着です。
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標高2,760メートル
頑張りました~♪


硫黄岳の山頂は、すごく広く・・・
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360度の大展望、最高すぎます!
左から、中央アルプス、御嶽、乗鞍・・・全部見渡せます!


爆裂火口沿いにずーっと東の方に進むと・・・
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この先行き止まり。
入ってはいけなさそうなので、ここで引き返しますが・・・
ここからの展望は、また一味ちがう感じです♪
両神山とか雲取山とか、奥秩父の名だたる山々や
甲武信ヶ岳とか瑞牆山、金峰山なんかも見えているはず・・・
山座同定できませんが・・・(^^;


南方面を見ると・・・
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硫黄岳山荘の向こうに、横岳、赤岳がすぐ近くなような気が・・・(^^;


そしてそして、
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横岳の左肩から、日本一の山も姿を見せてくれました。
北八ヶ岳から姿を見ることはなかったのですが、硫黄岳の山頂でようやく逢えましたね~





つづく・・・
関連記事

こんどは南八ヶ岳! 硫黄岳と横岳へ(その2)

8月19日(金)午前9時40分
硫黄岳を登頂したぼくんち登山隊
次は、横岳を目指します。
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横岳、尖ってますね~


山頂から、だだっ広いガレ場を10分弱下ると、硫黄岳山荘です。
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いい眺めでしたが、日差しが強い(^^;
そんなわけで、小屋内で軽食をいただきました。
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母はチマキと白玉ぜんざい
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父は定番のおでん(笑)
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長男はこれまた定番のラーメン


どれも美味しくいただきました。
こんな山奥で、幸せですね~

40分くらい、山荘でまったりと過ごし・・・
横岳目指して出発!!

台座の頭を乗り越えると・・・
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また会いましたね~
日本一の富士山♪


ここからは、横岳のクライマックス
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岩場の難所が続きます。
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カニのヨコバイな鎖場あり
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ハシゴあり

そしてそして・・・
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横岳の主峰、奥の院に登頂です!
標高2,830メートル、八ヶ岳連峰では2番目の高さ、横岳の最高点です。

つい最近までは、隣の無名峰が2,829メートルで最高点だったそうですが、国土地理院が再調査した結果、奥の院の方が高いことが判明したそうです。
そのうち、この山頂標も更新されるんでしょうかね~


ではでは、せっかくなので、以前の最高点とその先にも行っちゃいましょうね~
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難所は続きますが・・・
10分ほどで無名峰

さらに10分ほどで三叉峰に到着です。
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三叉峰の先はもうすぐ赤岳

赤岳まで行ってしまいたい衝動に駆られますが・・・
あそこまで行くと、暗くなるまでにオーレン小屋着が厳しくなるので・・・
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赤岳と富士山の競演
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天気も最高だし、いつまでも眺めていられますね~

大展望を楽しみながら、硫黄岳方面に戻ります。
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大同心だか小同心だか・・・
こんなところを人が登ってますよ~
すごいな~

その先に見えるのは、赤岳鉱泉ですね。



硫黄岳方面・・・
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こうしてみると、まあまあ凄いところを歩いてきましたね~


ハシゴをトラバースする鉄の橋・・・
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ハシゴとどっちが怖いのか・・・(^^;
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岩場の難所が続きますが、これはこれで楽しい~!!


硫黄岳山荘近くまで戻ってきました。
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この辺りは、コマクサの群生地
さすがに時期的にほとんど花は終わってますが、最盛期は圧巻でしょうね~


三叉峰から45分ほどで、硫黄岳山荘に到着です。
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ちょっと雲が出てきましたね~


硫黄岳山頂に続く道・・・
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だだっ広いので、霧なんかで見通しがなくなると、間違いなく迷いますね。
ケルンはそのためなんでしょうね~


寝不足と長時間の山行でさすがに疲れてきました(^^;
硫黄岳山荘から硫黄岳山頂までの20分・・・長い登りがしんどかった~(^^;
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硫黄岳山頂、再登頂!!

山頂標の西の方に、三角点も見つけましたよ!
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三角点ゲットだぜっ!!
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6月に登った東西天狗、横岳を眺めながらしばし休憩です。

南方面の赤岳、阿弥陀岳。
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すぐ行くから、待ってろよ~


つづく・・・
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こんどは南八ヶ岳! 硫黄岳と横岳へ(その3)

快晴の中、横岳の岩場と大展望を満喫し、硫黄岳まで戻ってきたぼくんち登山隊。
大満足と達成感に浸りながらオーレン小屋を目指します。


下りは、赤岩の頭と峰の松目を経由して・・・

まずは、赤岩の頭に続く鞍部。
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ここから、オーレン小屋方面と赤岳鉱泉方面、峰の松目方面に分岐しています。

赤岩の頭は、峰の松目方面に2分ほど登ったところ・・・
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ハイマツの広がる小ピークです。
あんまり登ってこられる方はいないみたい・・・

ここから、峰の松目方面に尾根沿いを下りますが・・・
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ハイマツが登山道に張り出して歩きにくい(^^;
あまり手入れはされていないようでした。

ルートを見落とさないように気を付けながら下ること約25分
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峰の松目との分岐、峰の松目コルに到着です。
ここから峰の松目までコースタイムで往復35分とのことですが・・・

いやいや、疲れました。
寝不足でこの距離はさすがに・・・
赤岩の頭からの道なき道を歩くのにも疲れました。

時間的には十分余裕はあったのですが、
早くビールにありつきたい一心で、泣く泣く峰の松目は断念(笑)

そうと決まれば、サクサクっと(笑)
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赤岩の頭と峰の松目の分岐を通過。

午後2時40分、オーレン小屋に到着です~
お疲れさまでした~
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それにしても、いい天気
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大満足の硫黄岳・横岳でしたね~

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早速、ビールを片手に、焼き焼き(笑)

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美味しそうな匂いに誘われてきちゃった?

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いろいろ持ってきてますよ~

テン場でまったり
こういう時間も最高ですね~

この日はさすがに疲れていましたので、超早めの就寝となりました。









翌朝・・・
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雨こそ降っていませんが、どんより曇天

今にも降り出しそうな、前日とは正反対の天気。
とりあえず、予定通り下山しましょうね~
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午前8時、小雨がぱらつく中、オーレン小屋を出発しました。

天気はイマイチでも、八ヶ岳の森の中は、雰囲気抜群です。
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苔生した森と清流、癒されますね~
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オーレン小屋から30分ほどで、夏沢鉱泉に到着です。
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休憩もそこそこに先に進みます。
15分ほどで桜平の登山口、さらに5分ほどで桜平駐車場(中)に戻ってきました。
お疲れさまでした~

2日目の天気はイマイチでしたが、大満足の硫黄岳・横岳でした。
以前、日帰りで計画していたコースだったのですが、日帰りで行くには、もうちょっと事前の仮眠時間を確保しないとしんどいですね(笑)










当初の計画では、この後、美濃戸口に移動して行者小屋でテント泊し、行者小屋をベースに赤岳・阿弥陀岳を周回する予定だったのですが・・・
金曜日の夕方の時点で天気予報が悪い方に変わってしまっており、土日の八ヶ岳はまったく期待できそうになくなってました。

で、比較的天気が大丈夫そうな、上高地から岳沢ベースに前穂の計画に変更し、移動途中に温泉と昼食をってことに・・・

まずは、温泉。
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桜平から茅野市街方面に30~40分ほど走ったところにある尖石温泉縄文の湯へ。
すぐ近くにある尖石の湯はちょっと高めの入浴料でしたが、こちらは大人600円とリーズナブル。
いいお湯でした~

お昼は、松本まで移動して、信州そばの有名店「そば処 種村」さんへ。
昼過ぎに到着したのですが、すごい列。
あと数組で売り切れになるところでした(^^;

雨が降る中待つこと1時間。
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最高に美味しい信州そばにありつけました♪


そのころには、天気予報はどんどん悪い方へ変わり・・・
前穂の計画もなしってことに(^^;
天気の悪い中、無理して登っても楽しくないしね~


そういうわけで、長野を観光して帰りましょう!
まずは国宝「松本城」に立ち寄り・・・
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さすが観光地、雨降りなのにすごい人でした。
天守閣は50分待ちって表示されていたので、断念(笑)

それにしても、さすが国宝、立派なものでした~


続いて、平湯にまでドライブ♪
平湯温泉で、いつもの「はんたいたまご」をいただきました。
そして、ひらゆの森で温泉に入って帰路に・・・

もうちょっとで初心者マーク卒業の長男、よく運転頑張りました( ^)o(^ )

3泊の予定が結局1泊のみ・・・
次は・・・秋山かな~
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奇跡的な快晴の日帰り山旅

台風一過でも安定しない天気・・・
天気図には表れない隠れた前線があるようで・・・

そんな不安定な天気予報でしたが・・・

なんとなんと、雲上の世界は奇跡の快晴!
空木・木曽駒220910-082032blog
素晴らしい山旅となりました。

詳細な山行レポはまた後日・・・
ヤマレコだけはアップデート済みです。
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ロープウエイで雲上の世界へ ~その1~ 【中央アルプス宝剣岳→木曽駒ケ岳→伊那前岳】

令和4年9月10日(土) 奇跡の晴れ!

「山に行こう!」と予定を空けていたこの日。
台風と隠れた前線の影響か、すっきりしない天気予報でしたが・・・
午後からの雨を覚悟して、ロープウエイを利用すれば午前中だけで完結できそうな中央アルプスに行ってきました。

今回の第一目標は宝剣岳。
難易度高めの岩峰です。
その後は、天気の様子を見ながら木曽駒まで行けるかな~っと期待して・・・


前日夜に京都を出発して、5時間半ほどで菅の台バスセンターに到着。
道中いろいろありました(^^;
一宮ジャンクション付近でゲリラ豪雨に遭遇し、中央道に乗り損ねて、名古屋ICで引き返し(笑)
中津川付近でもゲリラ豪雨に遭遇し・・・
いや~、想定外に遠かった(^^;


翌朝・・・
宝剣岳・木曽駒ケ岳20220910-054904-0
なんだか、予報に反して晴れてます!!
山頂方面は雲の中かな?


バスとロープウエイを乗り継いで千畳敷カールに到着すると・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-073146-0
まさかの快晴!!
雲上の世界、素晴らしすぎです!!

なんか、この千畳敷カールの大展望だけで満足してしまいそうになりましたが
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-073954-0
安全登山を祈願して出発しました。
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-074019-0
まずは、多くの方がいく方向とは反対方向の、極楽平方面へ。

少し登ると、南アルプスの大パノラマが見えてきました!!
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-074146-0
雲海に浮かぶ南アルプスの峰々・・・最高ですね~


ロープウエイ山頂駅を見下ろす・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-075019-0
日本で一番高い駅らしいです。


よく整備された岩々な登山道・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-075813-0
段差も適度に調整されており、歩きやすい道でした。


気持ちよく登ること25分ほど・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-080412-0
極楽平の稜線に到着です。


南方面・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-080603-0
あそこの高台まで登れば空木岳まで見えるかな~


南アルプス方面は・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-080618-0
もう雲が湧いてきちゃいました。
天気が崩れるの、早くなるのでしょうか・・・


御嶽山・・・
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こちらも山頂付近は雲に覆われて隠れちゃってます。


高台まで登ってきました。
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-080648-0
南方面・・・すぐ先のピークに阻まれてその先は見えませんね~(^^;
空木岳は、方向的にあのピークのずっと先・・・
天気も心配なので、ここで引き返します。


宝剣岳方面に続く稜線・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-081022-0
なんだか、気持ちよさそう♪


三ノ沢分岐です。
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-081811-0
三ノ沢岳も時間に余裕があれば行ってみたいところですが・・・


宝剣岳の先に、中岳と木曽駒ケ岳
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宝剣岳のゴツゴツ岩が目立ちますね~


三ノ沢分岐を出発
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宝剣岳のクライマックスに挑みます。


三ノ沢から宝剣岳を経て宝剣山荘までの間は、鎖場あり、岩の壁ありの難所が続きます。

早速の岩の壁。
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しっかりと三点支持を意識して、集中して登ります。


集中して登りますが、景色には見とれてしまいますね~
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カールより下は、完全に雲に覆われてしまいましたが、
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雲上の世界はまだまだ快晴です♪


片側が切れ落ちた箇所など、難所が続きます。
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ロープウエイで手軽に来られる場所ですが、なかなかスリリングな岩登り♪
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西穂の岩稜帯よりも険しいんじゃないかというような箇所もあったように思いました。
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岩の壁を登ったり下ったりを繰り返し・・・
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雄大な景色に見とれながら・・・

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岩のトンネルを抜けてみたり・・・
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突き出した岩の上に乗っかってみたり・・・


そんなこんなな岩稜帯をたっぷりと堪能しつつ・・・
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山頂に到着です!!
山頂は、尖がった岩が突き出しており、この上にも乗れるんですが・・・
しっかりと岩を抱きしめておきました(笑)


山頂からは360度の大展望!
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北方面は宝剣山荘と中岳、木曽駒ケ岳
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南方面は、三ノ沢岳と檜尾岳。空木岳は雲の中かな?
たまたまこの時の山頂は、他の登山者がほとんどおられませんでしたので、ゆっくりたっぷりと堪能させていただきました。
今回の山旅の第一目標達成です♪

~ つづく ~
関連記事

ロープウエイで雲上の世界へ ~その2~ 【中央アルプス宝剣岳→木曽駒ケ岳→伊那前岳】

宝剣岳の山頂を独占して満喫したぼくんち登山隊

登ってこられる方が増えてきたので、下山します。
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宝剣山荘方面のルートは、極楽平方面と比べると随分と易しそうな感じ・・・
とはいえ、片側が切れ落ちた難所です。
登山者も多く、すれ違いなど気を使いますね~


宝剣山荘のある鞍部に到着しました。
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乗越浄土に続く広い鞍部に、宝剣山荘が営業されています。
こちらで、宝剣岳の山バッチを購入。
軽食も・・・と思っていたのですが、カレーくらいしかメニューがないので今回はパス・・・
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天気のいいうちに、中岳、木曽駒ケ岳を目指すことにしました。


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宝剣山荘から中岳山頂までは、10分弱とあっという間。
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山頂の北側には、最高峰の木曽駒ケ岳と、鞍部に頂上山荘とテン場が見えます。
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あそこのテン場も、一度泊まってみたいですね~

中岳山頂、すごく人も多かったので
先に見える頂上山荘、木曽駒ケ岳に向かいます。


中岳山頂から、木曽駒頂上山荘まで5分ほど
さらにそこから木曽駒ケ岳山頂まで10分程度でしょうか。

木曽駒ケ岳に登る途中で、嬉しい出会いがありました。
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ライチョウのファミリーです。
登山道からちょっと離れていましたが、3羽ほどは確認できました。
天気のいい日でも出てきてくれるんですね~


ライチョウに見とれてしまいましたが、鞍部から15分ほどで山頂に到着しました。
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標高2,956メートル、中央アルプス最高峰です。
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山頂の神社に安全登山の感謝を祈り・・・


二度目の登頂となりますが、前回とはうって変わって展望があります(笑)
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-101421-0
ちょっと雲が多めなのはご愛敬(笑)
展望はほとんど諦めていたので、大満足です♪


さて、天気が崩れる前に、さっさと先に進みましょう!

多くの登山者の行くルートとは別のルートで下山・・・

まずは、頂上木曽小屋ですが・・・
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営業されていないようですね。
コロナの影響か、はたまた・・・


宝剣山荘のある乗越まで、中岳の巻道をたどります。
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特に危険個所はありませんが、登山装備のない方はやめた方がいいちょっとしたバリエーションルートになってます。
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なので、こんな片側の切れた箇所も一部あったり・・・


宝剣山荘まで戻ってきました。
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ちょっと雲がふえてきましたが、もうちょっと天気も大丈夫そうなので・・・
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乗越浄土から東方面、伊那前岳まで行ってみましょう!


伊那前岳までのルートは、気持ちの良い稜線歩き♪
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ちょっと雲が湧いてきましたが、千畳敷カールの全体が見渡せる素晴らしい景色が楽しめます。


中間地点あたりにある石碑・・・
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何か書いてありましたが、軍がどうのこうのとか・・・
読めませんでした(^^;


そうこうしているうちに、伊那前岳山頂が近づいてきましたが・・・
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雲湧いてきたな~(^^;


伊那前岳登頂!!
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う~ん、真っ白です~(笑)
まぁ、仕方がないですね~


三角点もしっかりゲット!
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とりあえず、目標達成ですね~♪


稜線を乗越浄土まで戻ります。

カールの下からどんどんと雲が沸き上がってきて・・・
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これはこれで幻想的で素晴らしい景観♪


乗越浄土まで戻ってきました。
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あとは、八丁坂を下りるだけなので、ここでちょっと休憩。
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ポテチの袋、パンパン(笑)


さぁ、八丁坂を一気に駆け下りるぞ~!!
と思っても、簡単には進みませんね(笑)
八丁坂は、極楽平側のルートとは違って、ハイカーが多いです。
さすが、山岳リゾートですね~

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とはいえ、20分弱で、千畳敷カールの下部まで下りてきました。
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ガスガスですが、ちょっとだけ草紅葉が始まっていたりして・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-121758-0
剣ヶ池もいい感じです♪

宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-122527-0
カールをぐるっとまわって、ロープウエイ駅に戻ってきました。

駅構内に掲示してある周辺マップ・・・
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-122658-0
半日で、これだけ回れたので、万々歳ですね~♪


仕上げは、駅構内のカフェでほっこりコーヒータイム♪
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-123218-0
外は真っ白ですが、ホッとしますね~♪♪



下山後のお楽しみ♪
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-141846-0
温泉は、こちらでお世話になりました。
バスターミナルから車で2~3分のところにある「すずらん楓」さん
ホテルなんですが、日帰り温泉も提供されています。
他にお客さんもおられず、貸し切り状態♪
いいお風呂でした~



温泉後は、やっぱりソフトクリームが食べたいよな~ってことで、
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-150803-0
こちらのすずらんハウスへ。
バスターミナルのすぐ東隣です。
宝剣岳・木曾駒ケ岳20220910-151041-0
濃厚で、美味でございました♪

ロープウエイ山頂駅でいただいたコーヒーセットについていた「すずらんソフトクリームドーナツ」
ここで販売していました。
京都でお留守番している子供たちへのお土産に・・・




天気は全く期待していなかったのですが、思いがけずの奇跡の快晴・・・
半日お手軽コースでしたが、大満足の山旅となりました。
ロープウエイ、費用は掛かりますが、あの感動はプライスレスですね~(笑)
関連記事

前穂高岳 ~ 岳沢テント泊 ~ その1

令和4年9月17日(土)~18日(日)+α

今年の週末、イマイチな天気が続いていますが・・・
9月の連休も例にもれず、いずれも台風の襲来を受けています。
ほんと、いい加減にしてほしいものです(^^;

そんな連休ですが、台風襲来前の穂高を堪能してきました。
当初は、2泊の予定でしたが、直前で1泊に変更し・・・
1日目に前穂高岳を目指す計画に。
これが功を奏して、いい山旅になりました♪

ではでは、山行レポを・・・(o‘∀‘o)*:◦♪



いつもどおり、前日夜に京都を出発。
平湯温泉で車中泊して、バスで上高地に入りました。

早速出迎えてくれたのは、大正池に映る焼岳と穂高連峰♪
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いい天気で気分上々♪

朝6時過ぎ
早朝の上高地バスターミナルは、本気の山旅人が一杯です。
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台風を気にしながらも、ワクワクが止まりません♪


まずは、岳沢を目指します。
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河童橋を渡って対岸へ。


梓川の先に広がる岳沢のカールと穂高の岩稜
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いつ見ても、すごい景色です。


朝日がまぶしく光ってます。
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朝靄の岳沢湿原、素敵ですね~


河童橋から10分ほどで岳沢登山口に到着です。
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ここから本格的な登山道となります。
10の看板がありますが、これが0になると岳沢小屋です。


しばらくは、比較的緩やかな樹林帯の登りです。
前穂220917-063921blog
木道が設置されていたり、石がきれいに並べられていたり、
穂高の登山道は、本当によく整備されています。
関係者の皆様に、感謝感謝です。


登山口から30分ほどで、風穴に到着。
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岩の隙間から、なんとなく冷たくて気持ちいい風がでています。
この日は比較的気温が低めでしたが、真夏であれば、もっと気持ちいいんでしょうね~


さらに登ること40分ほど・・・結構登ってきました。
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木々の間を振り返ると、ドーンと乗鞍岳!


小屋らしき建物が見え隠れする沢筋に出ました。
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沢といっても水は流れていません。
カール地形のガレ場なので、落石注意ですね。
対岸上部、西穂の山々が美しい!


登山口から2時間弱・・・
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岳沢小屋に到着!!
さすがにテント泊の荷物は重い(^^;


小屋でテント泊の受付をし、テン場へ。
テン場は、小屋から50メートルほど登った沢の対岸。
この登りが結構つらいのですが、その話は後程・・・


展望のいい場所を確保して、サクッとテントを設営
前穂220917-090415blog
アタックザックで前穂アタック開始です!!

~ つづく ~
関連記事

前穂高岳 ~ 岳沢テント泊 ~ その2



台風前の北アルプスに乗り込み、岳沢にキャンプを張ったぼくんち登山隊
前穂高岳アタック開始です。






重太郎新道は、総じて急登です。

それも岩場の急登なので、両手両足フル稼働(笑)
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ほとんど垂直の岩壁を登ったり・・・
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狭い岩の間を通り抜けたり・・・
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ハシゴ場あり、鎖場ありと、難所の連続です。


ジグザクの登山道を登って行くと・・・

カモシカの立場
前穂220917-095439blog
ちょっと広くなっており、休憩適地です。


登山道はさらに険しくなり・・・
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長ーいハシゴを乗り越えて・・・
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森林限界を超えると・・・
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その先はずーっと素晴らしい展望が続きます。
前穂220917-105607blog
いや、ほんと、展望すごすぎ!!



岩場を乗り越えた先には・・・
前穂220917-110819blog
紀美子平に到着です~!!
ここの展望も素敵すぎ。
前穂220917-112003blog
なんだか満足してしまいそうになり、すっかり長居してしまいました(^^;
心に鞭を打って、前穂高まで最後の登り、頑張りましょう!


紀美子平から先も岩場の急登が続きますが、
少し登ると、もう景色が一変!!

釣り尾根の向こう側が見えてくるんですね~
前穂220917-115104blog
槍ヶ岳も見えちゃってます♪


そんな景色に癒されながら登ること30分強・・・
前穂220917-121308blog
ついについに、前穂高岳山頂に到着!!
標高3,090メートル登頂です!!


山頂からの景色は、それはもう素晴らしく・・・

紀美子平で満足しそうになった自分にも教えてあげたい(笑)
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槍から続く表銀座コースの稜線・・・

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常念から蝶へと続く稜線・・・

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奥穂からジャンダルム、西穂に続く稜線・・・

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涸沢岳から北穂、大キレットを越えて槍に続く稜線・・・
その稜線の向こうには、双六岳のたおやかな稜線と鷲羽に続く稜線も・・・

360度すべての景色が素晴らしすぎて
本当に、ずっとここにいたい・・・


そんな穏やかな時間は、長くは続きませんでした。
ガスが立ち上ってきて、一瞬にしてあたりは真っ白な世界。

本当に、心に鞭打って登ってきて良かった~

紀美子平で長居しすぎ!!
危ない危ない(^^;





~ つづく ~

関連記事

前穂高岳 ~ 岳沢テント泊 ~ その3


無事前穂高岳に登頂し、その大展望を満喫したぼくんち登山隊

ただ、あたりは急にガスに覆われてしまいました。


晴れている間に山頂に辿り着けて良かった~







ガスのため、すっかり展望がなくなってしまったので、下山します。
前穂220917-123837blog
しかし、急登だったということは、下りも急です(^^;
前穂220917-130002blog
むしろ、下りの方が要注意です。


紀美子平まで下りてきました。
前穂220917-130428blog
ここは、奥穂と前穂と岳沢の交差点
たくさんの方が休憩されていました。
中にはきっと、槍からずっと歩いてこられた方なんかもおられたんでしょうね~
そういえば、山頂で写真を撮ってくださった方は、
「ちょこっとジャンダルムに寄ってきた」っておっしゃってました。
ジャンダルムって、ちょこっと寄る場所なんでしょう・・・(^^;


さてさて、岳沢テン場を目指して出発です。
重太郎新道は、登りよりもむしろ下りの方が危険。
足場を確認しながら、慎重に・・・


岩場をすこし下ると、雷鳥広場
前穂220917-131845blog
ハイマツ帯で、いかにもライチョウがいそうな雰囲気・・・
ガスって来たので会えるかな~
っと期待しながら探していたんですが・・・
さすがにそう上手くはいきませんね(^^;


岳沢パノラマまで下りてきました。
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といっても、ほとんど真っ白で展望はなく・・・

遠く乗鞍方面の空を見ると、空が落ちてきています。
結構降ってる感じ・・・
あれがこっちまでくるといやだな~
などど思いながら下りていると・・・
やっぱり降ってきました( ;∀;)

久しぶりにレインコートの出番となりました(-_-;)


ガスが上がっては消えを繰り返し・・・
前穂220917-134005blog
すこし空が明るくなってきたころに・・・

岳沢テン場に到着です。
前穂220917-144641blog
いやいや、よく頑張りましたね~
っと自画自賛(笑)


雨も上がり、まったりタイムのはじまりはじまり~

まずは、岳沢小屋でお楽しみの生ビール!!

・・・・

・・・・

・・・!!!!( ゚Д゚)


( ;∀;)( ;∀;)


生ビール売り切れってマジ!!




仕方なく缶ビールで乾杯・・・
前穂220917-150022blog
いや、十分旨い!!!
山で飲むビール最高!!!
前穂220917-164206blog
そのままなだれ込むように夕食へ・・・
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山頂付近はガスも流れていったようで、太陽に照らされて輝いていました。

雲海に浮かぶ焼岳・・・
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さてさて、食べたり飲んだりのまったりタイムですが、
難点が一つだけ・・・


山小屋までが遠い!
それはつまり、ビールが遠い!
トイレが遠い!!
水場も遠い!
前穂220917-173743blog
滞在中、何往復もしましたが、これが一番疲れたかも(^^;
ただ、おかげ様でよく眠れました(笑)


~ つづく ~
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