なんとか無事に甲斐駒ヶ岳山頂を制覇したボクんちの登山隊。
登ったら下らなきゃなりません。
展望もないので、休憩もそこそこに12時05分、下山開始です。
下山は、もちろん巻道の実線ルートからです。
同じ失敗は繰り返しませんよ~
巻道と言えども、なかなかの急勾配。
花崗岩はもろくて滑りやすいので、慎重に・・・
少し下ると、摩利支天との分岐。
摩利支天まで、すぐなのでしょうが、展望もなさそうなので、ここはスルー。
コースタイムどおりに下らないと、最終バスに間に合わないしね~
山頂から50分ほどで、八合目に到着です。
ここまでザレザレ砂地の砂滑り、楽しかったです♪
続いて、甲斐駒ヶ岳の岩のボルダーと再会です。
綱渡りならぬ岩渡り・・・
それにしても、よく乗っかってるなぁ・・・
駒津峰までの壁登り。
直登ルートと比べたら、簡単簡単♪
13時25分、駒津峰に到着です。
ちょっと、コースタイムオーバー。
下りが苦手なボクんち登山隊・・・
ここの看板には、「長衛小屋まで2時間」って書いてますが・・・
ゆっくり休んでいると、やばいんじゃない?
駒津峰から、仙水峠方面に下ります。
これもかなりの急勾配。
これを登ってくるのは大変だなぁ・・・
正面には、鳳凰三山がはっきりと見えます。
地蔵岳のオベリスク、かっこいいなぁ・・・
左手には、甲斐駒ヶ岳の白い山肌が見えます。
相変わらず、上の方はガスに覆われて見えませんが・・・
長衛小屋のテン場が見えてきました。
あそこまで行くの~?
遠いなぁ・・・(>_<)
駒津峰から30分ほど下ると、突然森に入りました。
森林限界、すごくはっきりしていて、びっくりです。
木々の隙間から正面に見える栗沢山。
サントリーのCMで、宇多田ヒカルさんが登った山だそうです。
機会があれば、登ってみたいなぁ・・・
駒津峰から1時間弱で、仙水峠に到着です。
ここは、ご来光のビュースポットということで、長衛小屋や仙水小屋に泊まられた方が、ここまで見に来られるそうです。
たしかに、東側がよく開けていて、いいご来光が拝めそうです。
甲斐駒ヶ岳とご来光をセットで見られるお得なスポットですね~
仙水峠からはしばらく岩場が続きます。
太陽を遮るモノがなく、下からの照り返しも合わさって、焦げそう・・・
本当に、いろんな姿を見せてくれる山です。
20分ほど岩場を下ると、森に入ります。
森の中は、岩場とは別世界!
苔生す森・・・
本当に綺麗です。癒されます。
ここを歩くだけでも、南アルプスに行く価値があるかも・・・
とは言え、最終バスの時間が心配・・・
ちょっとペースアップしないと、ヤバいんじゃない?
15時10分、仙水小屋に到着。
仙水小屋は、利用が予約者に限定されているようです。
予約者以外は、敷地にも入れないようで・・・
なかなか、厳しいですね。
さてさて、ここまで下りはコースタイムどおり。
結構ペースを上げているつもりなのに、やっぱり下りが苦手な登山隊です(^_^;)
これ以上のペースでないと、最終バスに間に合わないかもよ~
仙水小屋からは、沢沿いの緩やかな道を進みます。
何度か、こんな丸太の橋を渡って・・・
ロープ場です。
ここが、この辺りでの一番の難所。
と言っても、山頂付近とは比較にならない程度ですが・・・
後半で気を抜いてまたケガをしては、元も子もないので慎重に・・・
長衛小屋が見えてきました。
最後の橋を渡ると・・・
長衛小屋に到着!
15時30分。
なんとか、時間どおりに下りてこれました。
ここから、北沢峠までは、せいぜい15分程度。
バスにも間に合いそうなので、ここで山バッチを購入♪
そして、京都でお留守番の上の子に、南アルプスの天然水を♪
2リットルのプラティパス2個にいっぱいに汲ませていただきました。
つまり、荷物が4キロ増量!
これが、北沢峠までの登りに堪えました(^^;)
それでも、なんとか、最終バスの16時までに北沢峠に到着!
鈍行登山隊、頑張りましたよ~♪
3年越しの甲斐駒ヶ岳。
急登あり、岩登りあり、気持ちのいい稜線歩きと稜線のボルダーとの出会い、
苔生す森と南アルプスの天然水♪
山頂からの展望こそありませんでしたが、富士山も姿を見せてくれたし・・・
日帰り登山で、スケジュール的にややタイトではありましたが、とてもいい山旅でした♪
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